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障害別特性

ここでは障害種別の主な特性について記載していますが、同じ障害種別であっても、程度や状態は一人ひとりさまざまです。また、複数の障害を併せ持つ人もいます。
種別は統計的な分類に過ぎず、障害によって受ける社会的障壁は異なること、必要なサービスも多様であることを覚えておきましょう。画一的ではなく、柔軟な対応をこころがけましょう。

視覚障害

ひとことで視覚障害といっても、さまざまな見え方があり、まったく見えない場合と見えにくい場合(見える範囲が狭い、暗いところでみえにくい等)があります。白杖を使用する方や、介助者や盲導犬を伴う方もいます。
音声を中心に情報を入手されています。

詳しくは、ガイドブック第2章p.12~13をご覧ください。

聴覚障害

なんらかの障害によってまったく聞こえないか、聞こえにくいことをいい、「ろう」「難聴」「中途失聴」を総称しています。聞こえ方に、個人差が大きいのが特徴です。文字や図、映像などを中心に情報を入手されています。

詳しくは、ガイドブック第2章p.14~15をご覧ください。

肢体不自由

病気やケガなどにより、上肢や下肢、体幹機能に障害があるために日常生活を行う上で動作に支障を伴う状態をいいます。杖や歩行器、装具(義足等)を使用する方や、車いすを使用する方などがいます。
姿勢保持、歩行、食事、物の持ち運び、筆記などの動作や、コミュニケーションを取ることが難しい方がいます。

詳しくは、ガイドブック第2章p.16をご覧ください。

内部障害

内臓機能の障害のことです。身体障害者福祉法では、心臓機能、腎臓機能、呼吸器機能、肝臓機能、膀胱・直腸機能、小腸機能、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫機能の7種類の機能障害が定められています。日常生活にさまざまな負担を伴いながらも(ペースメーカーやオストメイト使用等)外見からはわかりにくく、周囲の理解を得られないため、ストレスを受けやすい状況にあります。

詳しくは、ガイドブック第2章p.17をご覧ください。

知的障害

知的障害のある方は、発達時期において脳に何らかの障害が生じ、知的な機能に影響を受け、生活をする上でさまざまな不自由さが生じています。認知能力の遅れと社会生活への適応のしにくさがあります。

詳しくは、ガイドブック第2章p.18をご覧ください。

発達障害

発達障害は、広汎性発達障害(自閉症、アスペルガー症候群等)・学習障害(LD)・注意欠陥多動性障害(ADHD)など、脳機能の発達に関する障害です。
他者との関係づくりや、読み書き計算の習得など、さまざまな生活上の困難を抱えています。

詳しくは、ガイドブック第2章p.18~19をご覧ください。

精神障害

統合失調症や気分障害、依存症(アルコール等)、神経性障害(パニック障害、強迫性障害等)などといった精神疾患・精神障害等があります。対人関係やコミュニケーションが難しい場合があり、周囲の言動によって不安を感じられる方もいます。

詳しくは、ガイドブック第2章p.19をご覧ください。

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