「劇場・音楽堂等共生社会推進情報サイト」について
「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」や「劇場,音楽堂等の活性化に関する法律」(劇場法)では、劇場・音楽堂等が新しい広場といて、誰にでも開かれた場となることが求められています。
「劇場・音楽堂等がすべての人に開かれた広場となるために」をスローガンに劇場・音楽堂等の設置者、運営者、利用者、芸術団体等に情報提供等を行うことで、すべての人が分け隔てなく文化芸術活動に参加できる環境をつくり、共生社会の実現を推進しています。
公文協ではこれまで、以下のような取組を行ってきました。
令和6年度障害者等による文化芸術活動推進事業
劇場・音楽堂等による共生社会実現のための人材養成講座
令和5年度に引き続き、劇場・音楽堂等の職員を対象に障害者による文化芸術活動の推進に向けた研修を実施します。本年度は、ステップ1研修として都道府県別研修会、合理的配慮に関するワークショップを行います。ステップ2研修、ステップ3研修は昨年度と同様に、オンラインとワークショップを併用した講座を行うとともに、研修成果発表会、交流会も開催する予定です。
これら研修を通し、劇場・音楽堂等で合理的配慮を行った運営がななされ、障害者を対象とした事業が活性化することで、劇場・音楽堂等が多様な方の活動の場として機能し、障害者のウェルビーイングと共生社会の実現をめざします。
令和6年度障害者等による文化芸術活動推進事業
劇場・音楽堂等による文化芸術活動の推進に向けた取組状況の調査
「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律(障害者文化芸術推進法)」及び令和5年3月に策定された「障害者による文化芸術活動の推進に関する基本的な計画(第2期)」に基づき、障害者等による文化芸術活動の推進にむけた基本基礎資料とすることを目的に、劇場・音楽堂等の取組の現状について調査を行います。
令和5年度 障害者等による文化芸術活動推進事業
「劇場・音楽堂等による共生社会実現のための人材養成講座」
劇場・音楽堂等の職員を対象に障害者による文化芸術活動の推進に対する研修を行う。加えて劇場・音楽堂等で行われている障害者を対象とした事業の事例調査を行い、他の施設でも参考となるようとりまとめ、公開をする。これらにより劇場・音楽堂等の職員の人材育成が図られ、劇場・音楽堂等で実施される障害者を対象とした事業の活性化が促されることにより、障害者のウェルビーイングと共生社会の実現に寄与する。
令和2年度 障害者による文化芸術活動推進事業(文化芸術による共生社会の推進を含む)
「障害者文化芸術活動推進に向けた劇場・音楽堂等取組状況調査」
平成30年6月に施行された「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律(障害者文化芸術推進法)」及び平成31年3月に策定された「障害者による文化芸術活動の推進に関する基本的な計画」に基づき、劇場・音楽堂等を対象に、今後の劇場・音楽堂等における障害者の文化・芸術活動の推進に必要な情報を収集することを目的として実施したものです。
「令和元年度度障害者による文化芸術活動推進事業(文化芸術による共生社会の推進を含む)とは
「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」に規定された基本的施策に沿って、鑑賞の機会の拡大・創造の機会の拡大・作品等の発表の機会の確保など、障害者による文化芸術活動の推進に関する施策の総合的かつ計画的な推進事業として文化庁が行っています。
令和元年度劇場・音楽堂等バリアフリー化推進プロジェクト 主な事業
- 有識者会議の開催
- 情報の提供(ホームページの開設 / ガイドブックの作成 / メールマガジンの発信)
- 相談窓口の設置
- 研修会の開催
※ 詳細は下記令和元年度 事業報告をご参照ください。
令和元年度劇場・音楽堂等バリアフリー化推進プロジェクト 事業報告
-
劇場・音楽堂等のバリアフリー化推進について
有識者会議(第3回)において、本年度事業を振り返り、またバリアフリー化に向けて今後どう取り組むべきかご意見交換を行いました。
-
劇場利用者と専門家によるラウンドテーブル
「劇場・音楽堂等アクセシビリティ・ガイドブック」の作成にあたり、当事者の方のご意見を伺うラウンドテーブルを実施いたしました。
-
全国劇場・音楽堂等職員アートマネジメント研修会「劇場・音楽堂等のアクセシビリティを考える!-すべての人に開かれた劇場・音楽堂であるために-」
2020年2月6日 、講師に鈴木京子氏、尾上浩二氏、モデレーターに間瀬勝一氏を迎え、全国劇場・音楽堂等職員アートマネジメント・舞台技術研修会のプログラムの1つとして講義が行われました。
- 事業概要・実施報告