よくある質問

Q. 地震時の緊急対応のポイントを教えてほしい。

多数の観客が館内にいるときに大規模な地震が発生すれば、大きな被害が予想されます。避難誘導や関係機関への通報の手順のマニュアル化など日頃からの備えを怠ってはなりません。

公演中の地震発生への対応の基本的な流れは下図のようになります。それぞれの項目についての対応手順を決め、訓練を重ねて、地震発生時には、各部門があわてることなく迅速に動けるようにしておかなければなりません。

また、地震の強度及び状況と対応の目安は以下のようになります。

状況判断による分類

地震に向けた対策のポイントとして、地震発生時の状況と発生する被害の想定、被害想定に基づいた対応、さらにこれらを周知・徹底するための訓練などが挙げられます。

地震による被害想定に関しては、震度以外にも、直下型なのか海溝型なのかといった地震のタイプによっても被害やその対応も異なってくるので、ハザードマップ等で確認しておきます。さらに、被害想定においては、社会インフラの被害はもちろんのこと、被災した職員が出勤できなくなり、限られた職員での対応を迫られる可能性もあるので、災害時の参集職員の想定なども行っておく必要があります。

また、観客の誘導、帰宅困難者や一時避難場所として集まってくる近隣住民等への対応も想定し、食料、水、毛布、トイレなどの備蓄も行い、対応をマニュアル化しておきましょう。

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