メールマガジン「全国公文協 情報フォーラム」

バックナンバー 2024/10/15 第158号

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全国公文協 メールマガジン「情報フォーラム」 2024/10/15 第158号
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全国公文協メールマガジン「情報フォーラム」第158号をお届けします。
新着情報も多数ございますので、公文協ご担当者様におかれましては、
ぜひご所属団体、施設内で情報共有をいただけますと幸いです。

※本メールマガジンのメールアドレスは配信専用です。
 このメッセージに返信しないようお願い致します。

--------- 目 次 ----------------------------------------------------
【1】全国公文協からのお知らせ: 
 劇場・音楽堂等の活動状況に関する調査 回答期限延長/
 共生社会実現のための人材養講座 全職員向け研修会/
 舞台芸術海外コーディネーター育成事業 公募結果

【2】ピックアップ
 文化庁 地域文化芸術活動ワーキンググループ

【3】会員等からのお知らせ
 あうるすぽっと研修プログラム

【4】連載:全国劇場・音楽堂等職員 アートマネジメント研修会より
  第2回「先進事例に学ぶ貸館事業について」

【5】助成等に関する情報
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 【1】 全国公文協からのお知らせ
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★「劇場・音楽堂等の活動状況に関する調査」 
 ~回答期限を10月23日まで延長します~ 
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国公立文化施設を対象にご依頼している
「劇場・音楽堂等の活動状況に関する調査」の回答期限を
10月23日(水)まで延長しました。

お忙しいところ大変恐縮ですが、 
郵送いたしました「調査票記入の手引き」をご一読の上、 
ご回答いただきますようお願い申し上げます。 

▼ 詳細・回答はこちらから ▼  
https://www.zenkoubun.jp/info/2024/survey.html

また、共生社会の調査へのご協力をありがとうございました。
ここに御礼を申し上げます。


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★劇場・音楽堂等による共生社会実現のための人材養成講座 
 「全職員向け研修会」を全国6か所で実施します 
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劇場・音楽堂等の職員が基礎知識として知っておかなければならない 
社会包摂のあり方や合理的配慮について学ぶ研修会を、 
全国6か所にて各県の公立文化施設協議会との共催で開催します。 

各開催地における日程と会場は以下の通りです。

◇高知県/日程:2024年11月19日(火) 会場:高知県立県民文化ホール 
◇福島県/日程:2024年12月 2日(月) 会場:コラッセふくしま 
◇熊本県/日程:2024年12月 6日(金) 会場:宇土市民会館 
◇広島県/日程:2025年 1月10日(金) 会場:JMSアステールプラザ 
◇三重県/日程:2025年 1月15日(水) 会場:三重県総合文化センター 
◇新潟県/日程:2025年 2月 6日(木) 会場:新潟県民会館 

現在、高知県・熊本県研修会の受講申込を受け付けております。 
今後、各会場の詳細は随時公開しますので、全国公文協ウェブサイト 
又は「劇場・音楽堂等共生社会推進情報サイト」をご確認ください。 

▼ 詳細・お申込は「劇場・音楽堂等共生社会推進情報サイト」から ▼ 
https://www.zenkoubun.jp/barrier_free/planning/training.html


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★舞台芸術海外コーディネーター育成事業
 ~公募結果のご報告~
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全国公立文化施設協会では、
独立行政法人日本芸術文化振興会からの委託事業
「文化芸術活動基盤強化基金 クリエイター等育成プログラム」を実施し
3か年間で、日本の優れた舞台芸術作品を海外に展開できる
海外コーディネーターを育成する事業となっております。

公募を行った結果、65名の応募をいただき、
書類選考と面接を経て、公立劇場職員を含む10名を採択しました。
多くのお申込を頂きましたことを、御礼申し上げます。



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 【2】ピックアップ
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★文化庁 地域文化芸術活動ワーキンググループ
 ~第2回が開催されました~
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スポーツ庁と文化庁によって設置された
「地域スポーツ・文化芸術創造と部活動改革に関する実行会議」。
9月26日に第2回会議が開催され、
自治体等からのヒアリングと論点に関する議論が行われました。

配布資料は文化庁のウェブサイトに掲載されています。

▼ 詳細は文化庁のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/94112101.html



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【3】 会員等からのお知らせ
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★あうるすぽっと研修プログラム 
 『アートと街とヒトがつながる講座』(全7回)
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情報やコンテンツが溢れる一方で、体験格差も叫ばれる現代。
改めて、アートとは、この社会の中でどのような存在なのでしょうか。
本講座では、アートプロジェクトの基本的な知識と考え方を学び、
実践的な研修プログラムを経て、アートと社会との深い関わり方に気づき、
その答えにアプローチする学びの場を作り出します。

◎概要
 実施日:2024年11月16日(土曜)~2025年2月28日(金曜)
 ※開催時間・定員は講座により異なる
 会 場:あうるすぽっと【豊島区立舞台芸術交流センター】2F・3F
 申 込:先着受付
 料 金:各500円

■アートマネジメメント編(4回)※申込受付中
 対象:アートプロジェクトに興味がある区民、学生、
 劇場関係者アートコーディネーターなど
■観劇サポート編(2回) ※募集開始は10月下旬頃予定
 対象:一般、劇場関係者、福祉関係者など
■舞台人育成講座編(1回)※募集開始は10月下旬頃予定
 対象:アーティスト、劇場関係者

▼ お申込・プログラム詳細は以下のウェブサイトをご確認ください ▼
https://www.owlspot.jp/events/workshop/post_334.html



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 【4】連載:全国劇場・音楽堂等職員 アートマネジメント研修会より 
     ~第2回「先進事例に学ぶ貸館事業について」~
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今年2月、全国公文協では「令和5年度 全国劇場・音楽堂等職員 
 アートマネジメント研修会研修会」を、オンラインでの講座配信と 
 対面のワークショップを組み合わせて開催しました。 
 本連載では本研修会のオンラインより、注目度の高かった講座を紹介します。 
 今回は、(公財)三重県文化振興事業団 三重県総合文化センター 
施設利用サービスセンター 施設運営課 課長の生田隆明氏による 
講演の概要をお届けします。 
  
 ■□■  第2回「貸館を考える 
        ~先進事例に学ぶ貸館事業について~」  ■□■ 
  
 三重県総合文化センターには貸館施設が29ある(ホール4、展示ギャラリー2、
屋外スペース2、リハーサル室2、会議室19)。当センターでは指定管理者制度
導入のタイミングで貸館を管理主体の“業務”から顧客志向の“事業”へと転換
し、以降「信頼に応える充実のサービス・サポート」の取組を行っている。
 
全ての会議室内に、文具やA4用紙、荷物配送伝票など、施設利用中のお客様にと
って、あれば嬉しいものを無料設置。紛失のリスクよりも、お客様の利便性や安
心感を重視している。有料のオプションサービスとしては、弁当や装花、調律師
の手配がある。外注なので利益率は低いが、お客様には喜ばれている。職員が直
接対応するサービスには、看板作成、会場設営がある。文化団体の高齢化もあっ
て、会場設営のニーズは拡大している。 
コロナ禍では配信やリモートのニーズが高まったため、光回線常設の施設(3施
設)を整備し、有料で提供するメニューを追加した。光回線の敷設は利用率が低
かった施設を敢えて選ぶことで、当該施設の付加価値を高め、施設利用率向上に
もつながった。他にも、お客様のニーズに合わせた施設の増設や形質変更も行っ
ている。
 
当センターでは、施設の貸出部門が教育普及・広報事業の一翼を担っている。小
学校対象の劇場見学(社会見学)のプログラム開発からアテンドまでを担当して
いる。また、地域の方に、当センターを誇りに感じてもらえるよう、国内のクラ
シック関連レーベルに声がけし、大ホール(音楽ホール)でのCD録音事業も担
当。ホールの音響特性だけでなく、施設全体をよく知る部門だからこそ録音のリ
スクを徹底的に排除した。きめ細やかな対応や調整が奏功し、これまで80枚近い
作品が三重県総合文化センターのクレジット付きでリリースされている。 
 
ボランティアとも良好な関係を築いている。ボランティア活動の一つに楽器の弾
き込みがあるが、ボランティアにとっては名器を思う存分演奏でき、センターに
とっては楽器のコンディションが保たれるという互恵関係が生まれている。加え
て、活動の度にボランティアから提出いただく「インプレッションシート(奏者
目線での印象や違和感を報告)」はメンテナンス業者と共有し、保守点検にも役
立てている。ボランティアと共に熟成・整備された楽器が公演で使用されること
で、お客様に素晴らしい音色がお届けできている。 楽器を取り巻くステキな循環
が生まれている。
 

 ※上記の詳細や、アンケート回収率向上の工夫などについては 
『令和5年度 全国劇場・音楽堂等職員 アートマネジメント研修会報告書』 
(P.18~)をお読みください。 
 https://www.zenkoubun.jp/publication/pdf/afca/r05/r05_report.pdf



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 【5】 助成等に関する情報
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現在募集中の助成・活動支援等に関する情報を紹介します。
そのほか締切まで期間のあるものは公文協ウェブサイトにも掲載しております。
あわせてご覧ください。
https://www.zenkoubun.jp/support/grant/index.html

★☆★ 助成情報【 新規掲載 】 ★☆★

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★芸術文化振興基金/文化芸術振興費補助金
 ~助成対象活動募集開始のご案内~(応募受付期間 11月1日~15日)
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令和6年度の芸術文化振興基金、文化芸術振興費補助金の
助成対象活動の募集が始まります。

10月31日まで応募相談期間が設けられています。
相談申込はオンラインの申込フォームから行います。

▼ 詳細は芸術文化振興基金の特設サイトをご覧ください ▼
https://wwwsv1.ntj.jac.go.jp/kikin/bosyuu/2024/?_gl=1*1n66cfq*_ga*MTk2NTI4MTAyNC4xNzI3ODU5MTE4*_ga_5ZT0QP4DVZ*MTcyODExMTU1My4zLjEuMTcyODExMTU1OC41NS4wLjA.


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★文化庁 令和5年度補正予算 文化芸術振興費補助金
 「大阪・関西万博に向けた文化資源の活用推進事業」(三次募集)
 (10月21日締切)
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地方公共団体が主体となり、文化芸術や観光分野の専門人材を軸として、
地域のアーティスト、住民や芸・産学官との連絡協力体制を構築し、
地域の文化芸術資源を活用して実施する文化芸術事業に支援されます。

▼ 詳細は文化庁の特設サイトをご覧ください ▼
https://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/94118001.html


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★日本財団 公益・福祉募集(10月31日締切)
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公益財団法人、公益社団法人、特定非営利活動法人などの法人格をもつ
非営利活動・公益事業を行う団体の
子ども、障害者、高齢者、社会をテーマとした活動に対し、
助成対象事業費の80%以内に助成が行われます。

▼ 詳細は日本財団のウェブサイトをご覧ください ▼
https://nippon-foundation.my.site.com/GrantPrograms/s/assistanceprogram/AssistanceProgram__c/Default


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★森村豊明会 助成(10月31日締切)
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社会奉仕の精神と志に富み、公益性かつ実効性の高い事業を行う団体の
文化及び芸術の振興を目的とする事業、
児童または青少年の健全な育成を目的とする事業などを対象に
助成が行われます。

▼ 詳細は森村豊明会のウェブサイトをご覧ください ▼
https://morimura-houmeikai.jp/recruitment/


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★三井住友海上文化財団 文化の国際交流活動に対する助成
 (11月29日締切)
===============================================

音楽、郷土芸能の分野における、アマチュアが実施主体の
派遣もしくは招聘を通じた国際交流事業に対し、
1件につき50万円の助成が行われます。
事業がより有意義で優れていると判断された場合は
最大100万円まで増額されます。

各都道府県の担当部局を通しての申請となります。
申請書類の締切は自治体によって異なるのでご注意ください。

▼ 詳細は三井住友海上文化財団のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.ms-ins-bunkazaidan.or.jp/assist/form/


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★明治安田クオリティオブライフ文化財団
 地域の伝統文化分野への助成(令和7年1月31日締切)
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古来各地に伝わる民俗芸能、民俗技術の継承、
特に後継者育成のための諸活動に努力をしている
団体または個人に助成されます。

申込に際しては、市町村教育委員会、公立博物館、学識経験者等からの推薦
ならびに都道府県教育委員会または知事部局の
文化関係所管課の推薦が必要となります。

▼ 詳細は、明治安田クオリティオブライフ文化財団の
  ウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.meijiyasuda-qol-bunka.or.jp/culture/guide/


★☆★ 助成情報【 再掲載 】 ★☆★

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★地域創造 地域の文化・芸術活動助成事業
 ~締切延長~(10月31日締切)
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地方公共団体等の自主事業の企画制作能力の向上、
公立文化施設の利活用の推進等を図るため、
地域において自主的に実施する文化・芸術活動を支援するものです。
https://www.jafra.or.jp/docs/13210.html


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★日本室内楽振興財団 助成
 (10月31日締切)
=======================

各種室内楽の演奏活動(原則として2重奏~9重奏で声楽は対象外)や
室内楽に関する調査研究、教育普及活動、
室内楽の振興、啓蒙普及的意義のある活動等に対し、助成が行われます。

▼ 詳細は日本室内楽振興財団のウェブサイトを御覧ください ▼
https://jcmf.or.jp/about-jcmf/subsidy/


★☆★ 助成情報【 地域限定 】 ★☆★
 
※都道府県単位の情報掲載を原則としておりますが、
 個別にご依頼をいただいた場合は、都度、検討いたします。

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★千葉県 第2期アーティスト・フォローアップ(モデル)事業
 (申請受付12月9日~12月23日17時)
================================================
 
先見性や斬新な発想をもち、優れた文化芸術活動を行う
アーティスト活動に支援されます。
 
募集内容は美術(平面・立体)、デザイン、軽音楽、
コンテンポラリーダンス、4分野の創作活動で、
対象者は千葉県内に在住・在学、または千葉県を活動拠点とする
39歳以下の個人またはグループです。
 
▼ 詳細は千葉県文化振興財団のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.cbs.or.jp/artist-f/



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★★★ 編集後記 ★★★
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全国公文協メールマガジン「情報フォーラム」2024年度7号
(通巻第158号)を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後、全国公文協 メールマガジン「情報フォーラム」で
取り上げてほしい内容や、「会員等からのお知らせ」で告知したいこと、
他館に質問したいこと、共有したい情報などがありましたら、
ぜひ情報をお寄せください。
この場が皆様の情報交換の場として活用されることを期待しています。

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