メールマガジン「全国公文協 情報フォーラム」

バックナンバー 2024/06/17 第154号

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全国公文協 メールマガジン「情報フォーラム」 2024/6/17 第154号
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全国公文協メールマガジン「情報フォーラム」第154号をお届けします。
新着情報も多数ございますので、公文協ご担当者様におかれましては、
ぜひご所属団体、施設内で情報共有をいただけますと幸いです。

※本メールマガジンのメールアドレスは配信専用です。
 このメッセージに返信しないようお願い致します。

--------- 目 次 ----------------------------------------------------
【1】全国公文協からのお知らせ: 
  不審メールと前号配信中止についてのお詫び/総会・研究大会 報告/
  全国アートマネジメント研修会 サマーセミナー/
  支援員の派遣事業 2次募集/共生社会実現のための人材養成講座
  ストラディヴァリウス・コンサート 公演実施施設募集

【2】新会員紹介

【3】ピックアップ:文化経済学会

【4】新連載:全国劇場・音楽堂等職員 舞台技術研修会より
    第1回「改修の流れと改修時における舞台技術者の関わり」

【5】助成等に関する情報
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 【1】 全国公文協からのお知らせ
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★不審メールと前号配信中止についてのお詫び
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この度、5月4日(土)および6日(月)に
全国公文協を装った不審なメールが発信された件について
皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを
あらためて深くお詫び申し上げます。
また6月10日(月)にも
全国の自治体や施設等に不審メールが送信されており
重ねての心配をおかけしておりますことを、謹んでお詫び申し上げます。

●状況と捜査について●

5月に配信された不審メールは
当会メールマガジン配信用のメーラーのバージョンが最新ではなかったため
不正アクセスがなされ、管理画面の設定ファイルが書き換えられました。
そのことにより、メールマガジン登録先等に向けて、
迷惑メール2通が配信されました。

また、6月に配信された不審メールは
当会のドメイン名が使用されてはいませんが、関連性を含めて
一連の事項については、警視庁ハイテク犯罪捜査班に届け出を行っております。

警視庁の捜査の進捗に応じて
新たな情報がございましたらホームページにてお知らせさせて頂きます。

●メールマガジンの再開について●

5月号の配信について休止をしましたことで
情報の発信・お届けが滞ることとなり、誠に申し訳ございませんでした。
当該不審メールはメールマガジンの配信用メーラーに起因しておりましたため
前号は休止の措置とさせていただきました次第です。

システム面の対応として、
セキュリティを強化した新たなメーラーを採用し、
また、管理画面のメンテナンス等を行いました。

本対応をふまえ、メールマガジンについては
6月号より発行を再開させていただくことといたしましたので、ご報告いたします。

捜査状況の進捗を含め、本件に係る事項で新たな情報がございましたら
ホームページにてお知らせさせて頂きます。
今後も情報発信に努めてまいりますので
引き続きメールマガジンをご活用頂けますと幸いです。

尚、今後、メールマガジンの配信停止をご希望の場合は、
以下よりお手続きを頂けますと幸いです。
▼ メルマガ配信停止の手続きはこちらから ▼
https://www.zenkoubun.jp/form/cancel.html


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★定時総会・研究大会のご報告
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令和6年度定時総会・研究大会は
6月13日・14日に岡山芸術創造劇場ハレノワにおいて開催し、
多くの皆様のご協力のもと、無事に終了しました。

関係者の皆様、とりわけ開催館としてご尽力いただいた
岡山芸術創造劇場ハレノワの皆様に、深くお礼申し上げます。

定時総会では、事業報告、決算報告などの審議が行われ、
議案通り承認されました。
研究大会については報告書を作成し、
10月頃に会員の皆様にお送りします。

次回の定時総会・研究大会は、
2025(令和7)年6月12日(木)・13日(金)に
愛知芸術文化センターで開催予定です。


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★全国アートマネジメント研修会
 ~9月にサマーセミナーを開催します~
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コロナ禍を経て、オンライン配信がメインになっていた本研修会ですが、
冬に実施予定のオンラインプログラムの配信に先駆けて、
対面式の「サマーセミナー」を神戸市で開催することになりました。

◎概要
 「全国劇場・音楽堂等職員アートマネジメント研修会 サマーセミナー」
 日程:令和6年9月10日(火)・11日(水) 2日間
 会場:神戸市立中央区文化センター 多目的ルーム

◎テーマ
 1日目:「劇場・音楽堂等の職員の就労状況等に関する調査」調査報告
     /劇場・音楽堂等の組織と人を考える(仮)
 2日目:劇場・音楽堂等の災害対策ついて(仮)

詳細は決定次第、研修会ウェブサイトでお知らせします。

▼ 全国アートマネジメント研修会 ウェブサイトはこちらから ▼ 
https://www.zenkoubun.jp/arts_management/


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★支援員の派遣による支援
 ~6月20日から2次募集受付開始~
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専門家(支援員)を派遣する「支援員の派遣による支援」事業の
2次募集を行います。
受付期間は6月20日(木)~7月16日(火)です。

一般的な研修会と異なり、施設がお持ちの個別課題をピンポイントに、
支援員と一緒に考えることができます。
修繕改修計画等にもお役立てください。

▼ 詳細は、全国公文協のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.zenkoubun.jp/support/advice.html


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★劇場・音楽堂等による
 共生社会実現のための人材養成講座
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共生社会実現のための取組について基本的な考え方、
留意点、組み立て方などを学び、実践へとつなげる講座です。
職員の経験値に応じた3つのStepに分けて実施します。
 
Step1 すべての施設向け
 ・都道府県別研修会(全国6都市で実施します)
 ・合理的配慮に関するワークショップ
   (開催日:10月3日 会場:神奈川県立青少年センター)
 
Step2 初心者向け講座(全5回)
Step3 経験者向け講座(全7回)

▼ 詳細は「劇場・音楽堂等共生社会推進情報サイト」でお知らせします ▼
https://www.zenkoubun.jp/barrier_free/


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★ストラディヴァリウス・コンサート
 ~公演実施施設を公募中です~
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全国公文協が日本音楽財団との共同事業として実施する
「ストラディヴァリウス・コンサート」は、
日本音楽財団が保有する名器(ストラディヴァリウス
もしくはグァルネリ・デル・ジェス)の被貸与者出演による公演を、
日本音楽財団、全国公文協、採択団体の3者の
共同主催公演として開催していただくものです。
 
現在、令和7年度の実施施設を公募中、応募締切は7月8日(月)です。
令和7年度のソリストは吉本梨乃さん
(ストラディヴァリウス1736年製ヴァイオリン「ムンツ」使用)
ビアノ伴奏は、金子三勇士さんです。

▼ 詳細は全国公文協のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.zenkoubun.jp/info/2024/0528.html



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 【2】 新会員のご紹介
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新会員をご紹介します。

◎正会員(2023年度入会)
茨城県:水戸市民会館
https://www.mito-hall.jp

◎正会員(2024年度入会)
埼玉県:入間市産業文化センター
https://www.iruma-bunka.jp

三重県:鈴鹿市文化会館
https://www.suzuka-hall.jp

大阪府:大阪狭山市文化会館
https://www.osakasayama-bunka.jp

高知県:四万十市総合文化センター
https://www.city.shimanto.lg.jp/site/shimantopia/

福岡県:みやま市総合市民センター
https://www.city.miyama.lg.jp/sp003/

福岡県:福岡市拠点文化施設
https://www.fukuoka-kyotenbunka.jp

◎準会員
香川県:一般社団法人瀬戸内サーカスファクトリー
https://scf.or.jp

佐賀県:佐賀県唐津市
https://www.city.karatsu.lg.jp

沖縄県:ひめゆりピースホール
https://peace-hall.jimdofree.com



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 【3】ピックアップ
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★文化経済学会〈日本〉2024研究大会「2050年の公立劇場」
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文化経済学会〈日本〉の2024年度の研究大会は
「2050年の公立劇場」をテーマに開催します。
2050年に日本の人口は1億人を切ると言われています。
その中で私たちは、今ある公立文化施設を継承できるのでしょうか?
公立文化施設の持続可能性と、実践者・研究者にできることを考えます。

◎7月13日(土) 10:30~18:00
 ・特別セッションI「大名古屋都市圏からの文化発信」
 ・特別セッション II「創造空間としての公立劇場」
 ・シンポジウム「公立劇場のサスティナビリティ」

場所:愛知芸術文化センター 12階 アートスペースA

▼ 参加費、申込方法等の詳細は
   文化経済学会〈日本〉のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.jace.gr.jp/taikai/taikai2024.html



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 【4】新連載:全国劇場・音楽堂等職員 舞台技術研修会より 
     ~第1回「改修の流れと改修時における舞台技術者の関わり」~
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昨年9月、KAAT神奈川芸術劇場で
「令和5年度 全国劇場・音楽堂等職員 舞台技術研修会」を開催しました。
本連載では本研修会より、改修や安全管理に関する講座の概要をご紹介します。

第1回の今回は、(有)空間創造研究所 代表取締役の米森健二氏による
「改修の流れと改修時における舞台技術者の関わり」です。

■□■  第1回「改修の流れと改修時における舞台技術者の関わり」  ■□■

施設の機能、運用等の現状を技術的に最も把握しているのが、施設側の舞台技術
者であり、劇場・音楽堂等の大規模改修時は、各プロセスにおいて舞台技術者の
知見や経験を活かすことが求められる。しかし、改修プロジェクトの計画策定段
階や基本設計段階では、舞台技術者が協議に加わる機会がない場合も多い。 設
置自治体がその必要性を感じていないケースもあるが、まずは舞台技術者自身が
施設の大規模改修における自らの必要性を十分理解することが大切である。

大規模改修の流れは、(1)改修方針策定→(2)改修計画策定→(3)改修設計・施工
準備・閉館前準備→(4)引越し→(5)改修工事・事業準備→(6)再開館準備、引越
し・習熟訓練と進み、リニューアルオープンに至る。
舞台技術者は、(2)の段階においては、施設資料の提供、ヒアリング対応、現地
調査の立会い、改修内容の確認・アドバイスで関わる必要がある。(3)の段階で
は上記のほか、具体的な改修仕様の検討支援、既存設備および備品の整理検討、
工事エリアの確定支援、工事工程の検討支援、実施設計等を行うことが必要にな
る。
(4)以降の段階でも、備品・機器類の移動をはじめとする作業や、各種会議への
参加、現場施工状況確認支援、検査の立会など、舞台技術者の知見を活かすべき
場が数多くある。舞台技術者も積極的に関与することが重要である。

※各段階で行うべき具体的な内容や留意すべき点、適切な対応などについては、
『令和5年度 全国劇場・音楽堂等職員 舞台技研修会 報告書』(P.6~)を
お読みください。
https://www.zenkoubun.jp/publication/pdf/afca/r05/r05_technic.pdf



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 【5】 助成等に関する情報
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現在募集中の助成・活動支援等に関する情報を紹介します。
そのほか締切まで期間のあるものは公文協ウェブサイトにも掲載しております。
あわせてご覧ください。
https://www.zenkoubun.jp/support/grant/index.html

★☆★ 助成情報【 新規掲載 】 ★☆★

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★ローム ミュージック ファンデーション
 音楽活動への助成(7月25日締切) 
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独奏、室内楽、オーケストラ、オペラ・音楽祭等の公演等に対し、
1件あたり最大250万円まで助成されます。

▼ 詳細はローム ミュージック ファンデーションの
              ウェブサイトをご覧ください ▼
https://micro.rohm.com/jp/rmf/recruitment/subsidy/index.html


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★関西・大阪21世紀協会 日本万国博覧会記念基金助成事業
 「万博特別枠」(9月1日受付開始、9月30日締切)
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通年募集の国際文化交流、国際親善に寄与する活動や、
教育・学術に関する国際的な活動とは別に、
「万博特別枠」が設けられました。

「2025 年大阪・関西万博」関連、
日本の伝統文化の伝承および振興活動、
芸術及び地域文化に関する活動へ助成が行われます。

▼ 詳細は関西・大阪21世紀協会のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.osaka21.or.jp/jecfund/data/special2024.pdf


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★全国税理士共栄会文化財団 助成
 ~地域文化の振興をめざして~(10月31日締切)
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地域における芸術活動やその人材の育成、
地域における伝統芸能の保存やその後継者の育成を図る活動に
努力している、個人または団体の活動に助成されます。

▼ 詳細は、全国税理士共栄会文化財団のウェブサイトをご覧ください ▼
http://www.zenzeikyo.com/assist/index.html


★☆★ 助成情報【 再掲載 】 ★☆★

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★松尾芸能振興財団 助成事業(6月25日締切)
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日本の伝統芸能の振興、継承を目指す個人または団体が
さらなる発展を遂げ基礎基盤を強化するための、
日本伝統芸能の伝統芸能活動分野や
日本各地、地域の芸能振興分野等の活動に助成されます。

助成対象は日本伝統芸能の公演開催費用に限らず、
後継者の指導育成に関わる費用なども対象となります。

▼ 詳細は松尾芸能振興財団のウェブサイトをご覧ください ▼
http://matsuo.or.jp


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★笹川日仏財団 日仏の文化交流に関する助成金
 (7月29日締切)
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日本とフランスの間の文化及び友好関係を発展させる
非営利の活動に助成されます。

▼ 詳細は、笹川日仏財団のウェブサイトをご覧ください ▼
http://ffjs.org/Subventions/


★☆★ 助成情報【 地域限定 】 ★☆★

※都道府県単位の情報掲載を原則としておりますが、
 個別にご依頼をいただいた場合は、都度、検討いたします。


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★アーツカウンシル東京 ライフウィズアート助成
 (6月25日締切)
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芸術文化の楽しみ方には多様な手法が存在します。
広く普及していない楽しみ方や、これまでにない楽しみ方を提案し、
都民が芸術に親しむ機会を創出する、
都内で実施される取組に助成が行われます。

対象分野は視覚芸術(ビジュアルアート)全般ですが、
異分野との協働も可となっています。
地方公共団体は申請者になれませんが、実行委員会のメンバーにはなれます。

▼ 詳細はアーツカウンシル東京のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/news/66781/


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★★★ 編集後記 ★★★
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全国公文協メールマガジン「情報フォーラム」2024年度3号
(通巻第154号)を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後、全国公文協 メールマガジン「情報フォーラム」で
取り上げてほしい内容や、「会員等からのお知らせ」で告知したいこと、
他館に質問したいこと、共有したい情報などがありましたら、
ぜひ情報をお寄せください。
この場が皆様の情報交換の場として活用されることを期待しています。

また、本メールマガジンは、どなたでもご購読いただけます。
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