メールマガジン「全国公文協 情報フォーラム」

バックナンバー 2022/08/15 第132号

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全国公文協 メールマガジン「情報フォーラム」 2022/08/15 第132号
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新型感染症第7波の沈静化を祈りつつ、
連日の猛暑に、熱中症も心配されます。ご自身が意識する以上に
体力消耗の可能性が高いので、水分・栄養・休憩を十分にとりながら
この夏をお過ごしください。

全国公文協メールマガジン「情報フォーラム」第132号をお届けします。

※本メールマガジンのメールアドレスは配信専用です。
 このメッセージに返信しないようお願い致します。

--------- 目 次 ----------------------------------------------------
【1】全国公文協からのお知らせ: 
   年会費の予算確保のお願い/公立文化施設の施設情報確認/
   アートキャラバン広報サイトリニューアル/
   ワークショップリーダー養成講座/公演企画Navi/
   感染拡大予防ガイドライン改訂/制度保険
   
【2】ピックアップ:
   文化庁 文化政策部会/文化庁 文化芸術分野の
    適正な契約関係構築に向けたガイドライン」/
   日本音楽芸術マネジメント学会 第14回夏の研究会/
   総務省統計局 令和4年就業構造基本調査/
   文部科学省 学制150年記念シンポジウム・記念展示

【3】会員からのお知らせ:
   神戸文化ホール「キャリア・プランニング講座」/
   アコム“みる”コンサート物語 共催施設募集

【4】連載コラム:全国アートマネジメント研修会より
    第5回 劇場・音楽堂等職員の労務管理を考える

【5】助成等に関する情報
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【1】 全国公文協からのお知らせ
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★全国公文協 正会員・準会員 
 ~年会費の予算確保のお願い~
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日頃より、当協会の事業および運営にご理解、
ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
各会員におかれましては、来年度予算の見積、編成に
着手されていることと思います。

当協会の令和5年度の会費は、本年度と同様、28,000円です。

財政状況が厳しい折、大変恐縮ですが、会員の皆様におかれましては、
引き続きのご加入と来年度会費の予算確保をしていただきますよう、
よろしくお願い申し上げます。

▼ 詳細は全国公文協のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.zenkoubun.jp/about/pdf/r5kaihi.pdf


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★「公立文化施設の施設情報確認」
 ~8月18日が回答締切日です~
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今年度も標記情報の更新及び調査を実施しております。

8月1日に、全国公文協の会員施設の方には公文協ご担当者様へ、
会員でない施設の方には
施設長様へ文書を郵送させていただきました。

調査については、Webで実施しています。
お忙しいところ恐縮ですが、
ご協力いただきますようお願い申し上げます。

●公立文化施設の施設情報確認
【入力フォーム】 https://www.re-service.jp/zenkoubun/meibo/
【回答締切日】8月18日(木)

▼ ご不明な点は、全国公文協までお問い合わせください ▼
TEL:03-5565-3030(平日9:30~17:30)
FAX:03-5565-3050
E-mail:bunka-XXX-@zenkoubun.jp


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★文化庁 アートキャラバン事業
 「Go! Go! theater!! 劇場へ行こう!!2~地域文化の躍進に向けて~」
 ~全体広報サイトがリニューアル~
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当協会では、文化庁「令和3年度補正予算 
文化芸術振興補助金 統括団体によるアートキャラバン事業
(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業)」の一環として、
「Go! Go! theater!! 劇場へ行こう!!2~地域文化の躍進に向けて~」
と題したプロジェクト事業を、全国30都道府県で展開しています。

本日、全体広報サイトをリニューアルオープンしました。
各参加公演の詳細をアップしておりますので、
この機会に是非ご覧ください。

▼ 「劇場へ行こう!!2」サイトは公文協ウェブサイトからご覧いただけます ▼
https://www.zenkoubun.jp/artcaravan/


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★ワークショップリーダー養成講座〈再掲載〉
 ~ライブ配信の申込締切は8月31日です~
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本講座は、アメリカで主に実施されている
シアターエデュケーション(演劇教育)の専門家を招き、
演劇ワークショップを体験しながら、
ワークショップの本質や効果などを学ぶものです。【通訳付き】

9月28日(10時~13時)のゲスト講師によるレクチャーを、
会場にお越しになれない方向けにライブ配信します。

●ライブ配信申込締切:8月31日(水)
※定員に達し次第受付終了

▼ 詳細は全国公文協のウェブサイトをご覧ください ▼
http://zenkoubun.jp/training/etc.html


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★公演企画情報ポータルサイト「公演企画Navi」〈再掲載〉
 ~8月24日まで早期割引を実施中!~
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公演企画Naviは、劇団、アーティスト、制作会社等の
最新の公演企画情報を紹介し、全国の公立文化施設の
自主事業の企画に役立てていただくためのサイトです。

全国公文協の会員様は、会員IDとパスワードでログインいただくと
公演費用等の詳細情報もご覧いただけますので、
ぜひご活用ください(利用無料)。
9月1日以降、最新の公演企画情報も随時アップいたします。

▼ 公演企画Navi ▼
http://kouenkikaku.jp/

また、作品掲載をご希望の団体様は
「掲載募集要項」をご参照のうえ、お申込みください。
現在、次期(2022年9月1日~2023年8月31日)掲載分の
お申込みを受付中です。
早期割引価格(2022年8月24日まで)や会員割引もご用意しております。

▼ 掲載募集要項 ▼
http://kouenkikaku.jp/order/bosyuyoko.pdf


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★公文協ガイドラインを改訂します
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公文協の感染拡大予防ガイドラインの改訂について、
感染状況や政府の対応の変化に伴い、現状を踏まえた改訂を行います。
目下、改訂作業を進行していますが、
文化庁との調整中につき、公開は8月下旬を予定しています。
なお、感染状況によっては公開が遅れる可能性もあります。


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★公文協制度保険について
 ~令和5年度お見積り・
  サイバープロテクター専用コールセンター開設~
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いざという時に役に立つ、全国公文協の保険ですが、
2023(令和5)年度の保険料お見積りを8月22日より
「制度保険webサイト」にてご確認いただけます。

≪印刷手順≫
1.ID・パスワードを入力してログインしてください。
 ※ID・パスワードは保険の手引に同封してお送りしています。
2.トップページ右側の[各種お手続き]の
[2023年度のお見積りはこちら]をクリックしてください。
3.見積書が表示されます。印刷してお使いください。

▼ 制度保険webサイトはこちら ▼
https://zenkoubun-hoken.net/

★サイバープロテクター加入者向けの
 専用コールセンターが開設されました

このたび、公立文化施設賠償責任保険のサイバープロテクターご加入者様は
コールセンターをご利用いただけるようになりました。
詳細は加入者の皆様へ7月下旬に郵送にてお送りしております。

▼ 制度保険のお問合せはこちらまで ▼
見積、保険の内容について:芸術の保険協会(TEL:03-6712-6219)
ID・パスワードについて:全国公立文化施設協会(TEL:03-5565-3030)



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 【2】ピックアップ
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★文化庁 文化審議会第20期文化政策部会
 ~第1回が開催されました~
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8月8日に文化審議会第20期文化政策部会の第1回が
オンライン会議にて開催され、
文化芸術推進基本計画(第2期)などについて検討されました。
配布資料は文部科学省ウェブサイトで公開されています。
なお、全国公文協では計画策定への意見提出を行い、今後にヒアリング団体として、
意見聴取が予定されています。

▼ 詳細は文化庁ウェブサイトをご確認ください ▼
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/93745601.html

▼ 配布資料はこちらから ▼
 https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00412.html

▼ 公文協の意見資料はこちらから ▼
https://www.zenkoubun.jp/info/2022/pdf/0726_info.pdf


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★文化庁「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン」
 ~ウェブサイトで公表されています~
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文化庁は、文化芸術の担い手である芸術家等が
安心・安全な環境で業務に従事できるよう、
契約の書面化の推進や適正な契約関係の構築等についてまとめた
「文化芸術分野の適正な契約関係構築に向けたガイドライン」を公表しました。

▼ 詳細は文化庁ウェブサイトをご確認ください ▼
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/93744101.html


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★日本音楽芸術マネジメント学会(JaSMAM) 第14回夏の研究会
 《アフターコロナ~新たな「つながり」を見据えて~》開催のお知らせ
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JaSMAMでは、アフターコロナにおける芸術文化の仕組みを再考するために、
新たな視点を提供する概念「劇場圏」と、
近年その役割の重要性が再認識されつつある「統括団体」という
2つのテーマを掲げ研究会を開催します。どうぞ奮ってご参加ください。

◎実施概要
 日程:2022年9月4日(日)13:00-16:30
 場所:昭和音楽大学南校舎A214教室/オンライン(Zoom)
    (会場とオンラインでのハイブリッド開催予定)
 内容:13:10~ 第一部 シンポジウム「『劇場圏』とは何か」
    15:00~ 第二部 パネルディスカッション
        「芸術文化の統括団体の役割を考える~コロナ禍を経て~」
 申込締切:8月31日(水)
 参加費:2,000円(会員および学生は割引あり)

▼ お申込・詳細はJaSMAMウェブサイトをご確認ください ▼
https://www.jasmam.org/activities/kenkyuukai14


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★総務省統計局 令和4年就業構造基本調査の実施にご協力ください
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総務省統計局では、本年10月1日現在で、
国民の就業に関する状況を正しく把握し、
安心して働ける社会を実現していくための基礎資料となる
「令和4年就業構造基本調査」を実施します。

この調査では正規・非正規雇用者の就業状況の違いや、
高齢層・若年層の就業状況、育児・介護と就業の関係などを明らかにし、
調査の結果は、さまざまな行政施策の立案等に用いる
基礎資料として活用されます。

調査の対象は、統計理論に基づいて無作為に選ばれた約54万世帯です。
調査をお願いする世帯には、9月下旬に調査員が伺い、
調査書類をお配りします。

円滑な調査の実施に向けて、
都道府県・市区町村から各文化施設にポスター掲出依頼等の
協力依頼がありましたら、ぜひご協力をお願いします。

▼ 詳しくは令和4年就業構造基本調査キャンペーンサイトをご覧ください ▼
https://www.stat.go.jp/data/shugyou/2022/campaign/index.html


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★文部科学省 学制150年記念シンポジウム(9/4)
 ・記念展示(9/1-30) 開催のお知らせ
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明治5年に我が国最初の全国規模の近代教育法令である「学制」
が公布されてから、令和4年9月4日で150年を迎えることを記念し、
シンポジウム・記念展示が開催されます。

◎記念シンポジウム
日時:9月4日(日)13:00~16:00(YouTube配信:無料)
申込: https://forms.office.com/r/tRExkGaCz1
   (申込締切:9月1日(木))
 記念講演:室伏広治スポーツ庁長官
 基調講演:梶田叡一氏
 パネルディスカッション:渡邉光一郎氏、いとうまい子氏、戸ヶ崎勤氏、村井美樹氏

◎記念展示
日時:9/1-9/30、10-18時((土日祝日は休館)無料、申込不要)
場所:文部科学省情報ひろば(東京都千代田区霞が関3-2-2)
   https://www.mext.go.jp/joho-hiroba/

▼詳細は文部科学省ウェブサイトをご覧ください▼
https://www.mext.go.jp/a_menu/gakusei150/index.htm

▼お問合せは、文部科学省総合教育政策局政策課まで▼
E-mail:soseisk@mext.go.jp




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 【3】 会員からのお知らせ
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★神戸文化ホール アートマネジメント事業
 「キャリア・プランニング講座」全3回
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神戸文化ホールでは新しいアートマネジメント事業を立ち上げました。
その事業のひとつ、第一線で活躍する女性プロデューサーから
キャリアプランを考えていくうえでのヒントとなるお話を伺う
「キャリア・プランニング講座」の参加者を募集します。
男女問わず歓迎します。

◎概要
 対象:アートマネジメントを学ぶ学生、
    文化施設や芸術団体等にお勤めの方
 会場:神戸市男女共同参画センター(あすてっぷKOBE)セミナー室
 日程:9月10日(土)、10月29日(土)、12月3日(土)
    いずれも14:00~16:00
 参加費:無料 

▼ 詳細・お申込は以下をご確認ください ▼
 https://www.kobe-bunka.jp/artmanagement/

▼ お問い合わせはこちらまで ▼
(公財)神戸市民文化振興財団  e-mail:artmanage@kobe-bunka.jp


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★アコム“みる”コンサート物語
 ~共催施設を募集します~
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アコム株式会社では、
「誰かのために何かをしたい」「多くの人の笑顔が見たい」
「地域社会と良好な関係を築きたい」という思いを胸に開催している
バリアフリーコンサート「アコム“みる”コンサート物語」
の共催施設を探しています。 
 
このコンサートは、すべての来場者が感動を共有することで相互理解を深め、
心から楽しみ、困っている人がいたら自然に声をかけ合える
「心のバリアフリー」を目指し、全席指定、全席無料で開催しています。
 
共催を希望される施設の方、またご興味のある施設の方は、
下記のURLをご参照ください。
 
▼ 詳細は以下をご覧ください ▼
https://www.acom.co.jp/corp/csr/theme/philanthropy/concert/



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【4】連載コラム:全国アートマネジメント研修会より
    ~ 第5回 劇場・音楽堂等職員の労務管理を考える~
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令和3年度の「全国劇場・音楽堂等職員アートマネジメント研修会2021」は、
昨年度に引き続き、ウェブサイトで講義動画を視聴いただく
オンライン研修会として開催されました。
(動画公開期間は1月11日~2月28日)

本連載では主要プログラムの概要をご紹介します。
第5回は、KAAT神奈川芸術劇場 事業部長兼技術監督の堀内真人氏と、
世田谷文化生活情報センター 副館長の松下洋章氏、
東京芸術劇場 事業企画課長の内藤美奈子氏が講師を務めた、
管理・運営分野のプログラムの概要をお届けします。
(なお肩書は2022年3月時点のものです)

■□■  第5回 劇場・音楽堂等職員の労務管理を考える  ■□■

◎業務量とマンパワーのバランス
 内藤美奈子氏(東京芸術劇場 事業企画課長)

東京芸術劇場では業務は基本的にシフト制で、早番・遅番を含む各時間帯で管理
職1名と各係が必ず1名は在席して不測の事態に備えている。スケジュール管理
や会議室の管理にはグループウェアに各自で入力し、超過勤務や休日出勤はオン
ラインで申請・承認を行う。業績評価に際しては各自が年度始めに個人目標を、
年度終盤に自己評価を提出し、年度末に組織が各自へ評価を開示している。
業務量とマンパワーのバランスという課題については、事業数の削減が難しい場
合もあり、解決には管理職やスタッフ個々の意識改革や役割分担の見直しが必要
だと考える。また、ヒエラルキーに伴うハラスメントの問題については、強い立
場の人の意識改革が求められる。


◎「専門業務型裁量労働制」を採用
 松下洋章氏(世田谷文化生活情報センター 副館長)

せたがや文化財団は職員の働き方について行政等から指導を受けたことを機に、
外部委員による改革委員会を設けて劇場運営に関する方針や職員の人材活用計画
を策定、それをもとに働き方改革に取り組んできた。
人事制度や労働時間の把握方法の変更、シフトの細分化による長時間労働の
是正等のほか、同一労働同一賃金に向けた取り組みも進めている。また、管理職
に準じた仕組を演劇の制作業務に適用し、超勤時間の削減などを図る「専門業務
型裁量労働制」を、2018年から1名の職員に適用。
制度設計には顧問社労士や産業医の助言指導を得て、財団事務局との協議・調整、
制度適用者との意見交換等を行った。これらの制度の導入や活用、在宅勤務のし
やすい体制を整備した結果、超勤は減少傾向にある。


◎事業制作は複数人体制で
 堀内真人氏(KAAT神奈川芸術劇場 事業部長兼技術監督)

KAATでは1ヶ月の変形労働時間制を導入し、勤務体系も6種類とバリエーショ
ンがあるが、業務量と人員のミスマッチと、業務の標準化・見える化が進んでい
ないことによる超過勤務が毎年の課題である。コロナ禍で新たな業務が加わった
こともあり、労務環境改善に向けた働き方改革ミーティングを設置。事業制作に
は複数人の担当者を立てる、稽古場を使用する各プロダクションの演出家や舞台
監督にもスケジュール面での配慮を依頼するなどして成果を上げている。オフ日
があることで作品の質は上がっている。
また、施設の活動の持続性と、劇場スタッフのキャリアパスの形成とのバランス
をどう取っていくかを考えていく必要があるだろう。

※クロストークを含む本プログラムの報告全文は、
 以下のリンク先からお読みください(p.32~)
https://www.zenkoubun.jp/publication/pdf/afca/r03/r03_report.pdf



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【5】 助成等に関する情報
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

現在募集中の助成・活動支援等に関する情報を紹介します。
そのほか締切まで期間のあるものは公文協ウェブサイトにも掲載しております。
あわせてご覧ください。
https://www.zenkoubun.jp/support/grant/index.html

★☆★ 助成情報【 新規掲載 】 ★☆★

========================================
★地域創造 地域の文化・芸術活動助成事業 ほか
 (いずれも9月30日締切)
========================================

◎地域の文化・芸術活動助成事業
 公立文化施設で実施する音楽・演劇・ダンス・伝統芸能・美術等の
 自主事業に対して助成が行われます。
 創造プログラム、連携プログラム、研修プログラムなど。

◎地域伝統芸能等保存事業
 地方公共団体等が実施する、各地域固有の伝統芸能等の
 記録・保存・継承事業に対して助成が行われます。
 地方フェスティバル事業、映像記録保存事業など。

▼ 詳細は地域創造のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.jafra.or.jp/docs/7895.html


============================================
★三井住友海上文化財団「地域住民のためのコンサート」
 開催地募集(9月30日締切)
============================================

市町村が所有する公立文化ホール等において、
都道府県・市町村と財団の共同主催で、
質の高いクラシックコンサートを提供する事業です。
コンサート開催ノウハウの少ないところでも、
財団職員によりノウハウ提供が行われます。

申込は都道府県文化担当部局課経由となり、
締切は都道府県ごとに異なります。

▼ 詳細は三井住友海上文化財団のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.ms-ins-bunkazaidan.or.jp/concert/venue/


=============================================
★セゾン文化財団 現代演劇・舞踊対象 公募プログラム
 「創造環境イノベーション」
 (10月14日申請書交付締切、10月21日提出締切)
=============================================

現代演劇・舞踊界が現在抱えている課題を明らかにし、
その創造的解決を目指す事業に対する助成プログラムです。
舞台芸術の価値をより多くの人々に理解してもらうための
効果検証できる事業や、舞台芸術の観客拡大策が対象となります。

▼ 詳細はセゾン文化財団のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.saison.or.jp/application


★☆★ 助成情報【 再掲載 】 ★☆★

================================
★ローム ミュージック ファンデーション
 音楽活動への助成(8月25日締切) 
================================

独奏、室内楽、オーケストラ、オペラ等の公演等に対し、
1件あたり最大250万円まで助成されます。

▼ 詳細はローム ミュージック ファンデーションの
              ウェブサイトをご覧ください ▼
https://micro.rohm.com/jp/rmf/recruitment/subsidy/index.html


==============================================
★地域創造 公共ホール音楽活性化事業(おんかつ) ほか
==============================================

◎公共ホール音楽活性化事業(おんかつ)
 導入プログラム(9月22日締切)
 地域創造が派遣する演奏家により、公演と地域交流プログラムを
 実施する場合の、演奏家派遣経費などが補助されます。
 事業実施にあたり、全体研修会の開催や
 コーディネーターの派遣も行われます。
 https://www.jafra.or.jp/project/music/01.html

◎公共ホール邦楽活性化事業(9月22日締切)
 地域創造が派遣する演奏家により、
 ホールプログラム(コンサートまたはワークショップ)と
 地域交流プログラムを実施する場合の、演奏家派遣経費などが補助されます。
 事業実施にあたり、全体研修会の開催や
 コーディネーターの派遣も行われます。
 https://www.jafra.or.jp/project/music/04.html


========================================
★関西・大阪21世紀協会 日本万国博覧会記念基金
 助成事業(9月1日受付開始、9月30日締切)
========================================

国・地方公共団体を除く公益的な事業を実施する団体が行う
「国際文化交流、国際親善に寄与する活動」等に助成が行われます。
最長3年間の複数年度助成事業と、単年度助成事業があります。

募集説明会は、大阪、東京、仙台の3カ所で開催されます。

▼ 詳細は関西・大阪21世紀協会のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.osaka21.or.jp/jecfund/information/


===============================
★朝日新聞文化財団 芸術活動への助成
 (10月31日締切)
===============================

公益法人や非営利団体等が行う音楽分野、美術分野の
プロおよびプロを目指す芸術家が出演する事業に助成されます。
音楽分野の対象事業は、クラシック音楽、オペラ・バレエ、
邦楽(日本の伝統音楽)、能・文楽・歌舞伎などの公演です。

▼ 詳細は、朝日新聞文化財団のウェブサイトをご覧ください ▼
http://www.asahizaidan.or.jp/grant/grant01.html


=======================================
★全国税理士共栄会文化財団 助成
 ~地域文化の振興をめざして~(10月31日締切)
=======================================

地域における芸術活動やその人材の育成、
地域における伝統芸能の保存やその後継者の育成を図る活動に
努力している、個人または団体の活動に助成されます。

▼ 詳細は、全国税理士共栄会文化財団のウェブサイトをご覧ください ▼
http://www.zenzeikyo.com/assist/index.html



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★★★ 編集後記 ★★★
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全国公文協メールマガジン「情報フォーラム」2022年度5号
(通巻第132号)を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後、全国公文協 メールマガジン「情報フォーラム」で
取り上げてほしい内容や、「会員等からのお知らせ」で告知したいこと、
他館に質問したいこと、共有したい情報などがありましたら、
ぜひ情報をお寄せください。
この場が皆様の情報交換の場として活用されることを期待しています。

また、本メールマガジンは、どなたでもご購読いただけます。
(申込先:https://www.zenkoubun.jp/magazine/index.html)
劇場・音楽堂等の運営に携わっている方やご興味をおもちの方に、
ぜひ、本メールマガジンをご案内ください。

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◎公演企画Navi⇒ http://kouenkikaku.jp/


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