メールマガジン「全国公文協 情報フォーラム」

バックナンバー 2019/12/13 第100号

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全国公文協 メールマガジン「情報フォーラム」 2019/12/13 第100号
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平成から令和と移りかわった2019年も、
早いもので残りわずかとなりました。
さまざまニュースが駆け巡った中で、地震、豪雨、台風等をはじめとする
自然災害が多く報じられた1年であったと思います。
来年は災害のない、穏やかな年となることを願うばかりです。

さて、2011年にスタートした全国公文協メールマガジン「情報フォーラム」は、
おかげさまで今号で創刊100号を迎えます。
日頃よりご購読いただいている皆様に感謝を申し上げますとともに、
これからも皆様の施設運営に役立つ情報をお伝えしてまいります。

当メールマガジンは、ご登録いただいた皆様に加え、
名刺交換をさせていただいた方にもお送りしております。
新着情報も多数ございますので、公文協ご担当者様におかれましては、
ぜひご所属団体、施設内で情報共有をいただけますと幸いです。

※本メールマガジンのメールアドレスは配信専用です。
 このメッセージに返信しないようお願いいたします。

--------- 目 次 ----------------------------------------------------
【1】全国公文協からのお知らせ: 
   全国劇場・音楽堂等職員アートマネジメント・舞台技術研修会/
   「劇場、音楽堂等の活動状況に関する調査」協力御礼/
   「個別施設計画策定推進シンポジウム」報告書/
   台風19号等による被害・影響状況調査/
   字幕表示タブレット貸出サービス モニター施設募集中/
   情報プラザをご活用ください/公文協公演情報&TICKETS(公チケ)

【2】ピックアップ:
   文化庁 文化施設を中心とした文化観光の在り方に関する検討会議/
   実演芸術国際シンポジウム/TA-netシンポジウム

【3】会員からのお知らせ:
      舞台技術者連合 舞台技術者のための横断的総合研修「上級」/
   熱帯JAZZ楽団「エデュケーション・プログラム」開催館追加募集

【4】連載コラム:公立文化施設が直面する課題の解決に向けて
    ~2019年度研究大会より~

【5】助成等に関する情報
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【1】 全国公文協からのお知らせ
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★全国劇場・音楽堂等職員アートマネジメント・舞台技術研修会
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今年度の全国アートマネジメント・舞台技術研修会は、
現在、申込受付中です。
舞台技術関連講座も含め、全20講座が開催されます。
ふるってご参加ください。

◎全国劇場・音楽堂等職員アートマネジメント・舞台技術研修会
 開催日程:令和2年2月5日(水)~7日(金)
 募集期間:令和元年12月11日(水)~令和2年1月23日(木)※先着順
 場所:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)

基調講演:「文化芸術の力で未来を切り拓く」
      宮田亮平氏(文化庁長官)

ファイナルプログラム:
「あらためて問う! -文化と芸術の違いとは? そしてどんな力があるのか?-」
 講師:美山良夫氏(慶応義塾大学 名誉教授)
    平田オリザ氏(劇作家・演出家)
 司会:堀尾正明氏(フリーキャスター・元NHKエグゼクティブアナウンサー)
 モデレーター:田村孝子氏((公社)全国公立文化施設協会 副会長)

今年度もお申込は先着順となり、定員に達し次第締切りますので、
お早めにお申込ください。
残席わずかな講座もございますのでご注意下さい。

▼ 詳細は募集パンフレットをご覧ください ▼
https://www.zenkoubun.jp/training/pdf/h31_art_tec/boshu.pdf

▼ お申込みはこちらから ▼
https://www.zenkoubun.jp/training/art.html


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★「劇場、音楽堂等の活動状況に関する調査」
 ~ご協力の御礼~
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「劇場、音楽堂等の活動状況に関する調査」に
ご協力をいただき、誠にありがとうございます。
ご回答いただいた施設の皆様には心よりお礼申し上げます。
なお、調査結果の概要につきましては、後日、
全国公文協ウェブサイトにて公表する予定です。


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★個別施設計画策定推進シンポジウム
 ~全国公文協ウェブサイトに報告書をアップしました~
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10月3日に開催した「個別施設計画策定推進シンポジウム」の
報告書がまとまり、全国公文協のウェブサイトで公開しています。

公共施設の適正管理のあり方や、
劇場・音楽堂等の個別施設計画策定、
改修計画についての基本的な考え方についての講演および
実際に劇場・音楽堂等で取り組まれた事例の報告が掲載されています。

ぜひ、ご活用ください。

▼ 報告書はこちらをご覧ください ▼
https://www.zenkoubun.jp/support/pdf/20191003_plan_report.pdf


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★令和元年10月台風19号等による被害・影響状況調査
 ~調査結果がまとまりました~
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全国公文協が台風19号等による被害・影響状況を調査したところ、
回答があった全国38都道府県518施設のうち、
83施設から、何らかの被害があったことが報告されました。

被害のうち、最も多いのが雨漏りですが、
ロビーや舞台周辺、機械室に浸水した施設も多数ありました。
機械室への浸水により電気・空調設備等が破損し、
半年間以上の休館を余儀なくされた施設も2施設あります。
強風の影響も大きく、看板やパネル、屋根等の破損、倒木や枝折れ、
壁面剥離や脱落、変形等の被害も報告されています。

運営面では50施設が休館、29施設が営業時間の短縮をしており、
公演中止をした施設も全国にまたがっています。

▼ その他、詳しい報告はこちらをご覧ください ▼
https://www.zenkoubun.jp/info/pdf/201910typhoon19.pdf


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★字幕表示タブレット貸出サービス
 ~モニター施設を募集中です!~
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「障害者による文化芸術活動の推進に関する法律」が施行され、
劇場・音楽堂等には障害のある人も参加できる
環境づくりが求められています。
また、文化の観光化を目指したインバウンド政策も考えると、
今後は多言語対応が求められるようになることも予想されます。

現在、字幕サービスの一つである
「タブレットガイド貸出サービス」の可能性を
モニターとして検証いただける劇場・音楽堂等を募集しています。
近々、台本のある公演で字幕サービスを試したい施設の
ご応募をお待ちしています。

▼ 詳細は全国公文協のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.zenkoubun.jp/event/info_203.html


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★情報プラザをご活用ください
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全国公文協では、「情報プラザ」と題して、
地域等からの情報発信のコーナーを
ウェブサイトのトップページに掲載しています。

イベントの案内や事業の開催館の募集、職員の募集等、
多様な情報が発信されておりますので、
ぜひご参照の上、ご活用ください。

▼ 全国公文協ウェブサイトの「情報プラザ」をご覧ください ▼
https://www.zenkoubun.jp/event/index.html


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★公文協公演情報&TICKETS(公チケ)をご活用ください〈再掲載〉
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10月にオープンした当サイトは、会員施設の公演等の情報を掲載し、
全国に発信できるポータルサイトです。
まだまだ公演情報の登録数は多くはありませんが、
近い将来、全国の公立ホールの情報を探すならこのサイト、と評価されるよう、
大きく育てていきたいと思いますので、ご活用ください。

【主な機能】
◆公演・活動情報発信
 ・公演検索ページ  http://zenkoubun.kouticket.jp/
  
  *公演情報登録の方法
   情報登録は、各会館で情報入力フォームによりご入力いただけます。

・会館での公演情報入力フォーム http://zenkoubun.kouticket.jp/login
 (ログインは、過日各施設にお送りしたID・パスワードをお使いください)

・会館検索ページ  http://zenkoubun.kouticket.jp/halls
  施設名の検索により全国約2200施設の公演・活動情報に
  即座にアクセスできます。


○当ポータルサイトのリンクとバナー掲載のお願い
 当サイトの発信力を高め、できるだけ多くのユーザーにご覧いただくために、
 会館様をはじめ皆様のウェブサイトに
 当サイトへのリンクとバナー掲載をお願いいたします。
 http://www.zenkoubun.jp/ticket/banner.html

▼ ご不明な点は、全国公文協までお問合せください ▼
TEL:03-5565-3030 
FAX:03-5565-3050 
メール:bunka-XXX-@zenkoubun.jp



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【2】ピックアップ 
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★文化庁 文化施設を中心とした文化観光の在り方に関する検討会議
 ~第2回が開催~
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11月、文化庁、観光庁は、文化施設を中心とした
文化観光のあり方に関する検討を進めるため、
「文化施設を中心とした文化観光の在り方に関する検討会議」を設置しました。
11月25日(月)には第1回、12月9日(月)には第2回が開催され、
文化観光への対応が討議されました。

検討対象の中心は美術館・博物館ですが、
今後、劇場・音楽堂等もインバウンド対応に向けた
多言語化が求められるようになると考えられ、
検討内容は皆様の参考になるところもあるでしょう。

▼ 詳細は文化庁のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1422936.html


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★実演芸術国際シンポジウム
 「舞台芸術における国際共同制作の最前線」
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国際共同制作は、今日の舞台芸術を語る上で欠かせないテーマの一つ。
理念や体制が異なる劇場・団体・実演家の間で、
どのように協働が行われているのか。
第一線で活躍するディレクターたちを招き、
これからの日本と世界との協働のあり方を考えます。

●概要
「舞台芸術における国際共同制作の最前線
 -World Opera Meeting in Tokyo 2020-」

日 程:2020年1月17日(金)14:00~16:30
会 場:国立新美術館 3F・講堂(東京都港区六本木7-22-2)
参加費:無料(要事前申込、日英同時通訳あり)

パネリスト:
 ニコラス・ペイン(オペラ・ヨーロッパ・ディレクター)
 ソフィ・ド・リント(オランダ国立オペラ・ディレクター)
 山口 毅(東京二期会 事務局長)
 モデレーター:石田麻子(昭和音楽大学教授、オペラ研究所所長)

▼ 詳細は芸団協のウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.geidankyo.or.jp/renkeikoryu/symposium/


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★第6回TA-netシンポジウム
 「アクセシビリティ環境の推進を文化政策から考える」
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「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」や
「障害者による文化化芸術活動の推進に関する法律」の成立・施行もあり、
現在、観劇サポートへの関心が高まりつつあります。
そこで文化庁の担当官ほかを招き、
以下の通り、シンポジウム及び関連企画を開催します。

◎「アクセシビリティ環境の推進を文化政策から考える」
 会場:あうるすぽっと(豊島区舞台芸術交流センター)(東京都豊島区)
 日時:2020年1月18日(土)・19日(日)
 企画:短編演劇「メゾン」上演およびトークセッション
    シンポジウム「障害者文化芸術推進法は私たちに何をもたらしたか」
    展示「観劇サポート最新機材紹介」 ほか
 定員:200名(事前申込み制)
 *手話通訳、UDトークによる文字支援あり

▼ お申込み・お問合せ先はTA-netのブログをご覧ください ▼
https://blog.canpan.info/ta-net/archive/641



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【3】会員等からのお知らせ
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★一般社団法人舞台技術者連合
 舞台技術者のための横断的総合研修「上級」のご案内
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専門的人材の育成・確保と資質の向上のために設立された舞台技術者連合が、
文化庁「次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」の一環として
「舞台技術者のための横断的総合研修[上級]を開催します。

日 時:令和2年2月7日(金) 13:00~17:50
        2月8日(土) 10:30~17:50
    (なお、2月7日研修会終了後に懇親会が予定されています)
会 場:芸能花伝舎 スペース B3(東京都新宿区西新宿)
定 員:20名(定員になり次第、締切り)
対 象:舞台技術者
参加費:無料

▼ 講座内容等、詳細はこちらをご覧ください ▼
https://www.zenkoubun.jp/event/info_212.html

なお、今回の上級は、公文協が2月5日~7日に開催する
全国劇場・音楽堂等職員アートマネジメント・舞台技術研修会と
日程調整した連携企画となっておりますので、
そちらの内容もご覧ください。

▼ 全国アートマネジメント・舞台技術研修会についてははこちら ▼
https://zenkoubun.jp/training/pdf/h31_art_tec/boshu.pdf

問合先:舞台技術者連合事務局 
Email:bgr.jim@gmail.com
TEL:080-8816-5803


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★熱帯JAZZ楽団「エデュケーション・プログラム」の開催館
 ~追加募集を行っています~
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音楽のさまざまなジャンルのなかで、JAZZはフリーな感覚で
プレイヤーの思いをそのまま楽器を通じて表現し、
皆が一つとなって盛り上がります。
プロフェッショナルとアマチュアが一つのステージで
共演できる音楽でもあります。

本プログラムは、さまざまなことを最も吸収できる年齢の中・高生に、
著名なプロフェッショナルのジャズビッグバンドの指導と共演により、
技術の向上とともに、音楽する喜び(感動する心、人を思いやる心、
自分を素直に表現する心)を体験していただくものです。

このたび、以前募集しました2020年度の追加募集に加えて、
2021年度に開催していただける施設も募集します。
ぜひ、「エデュケーション・プログラム by JAZZ」の実施をご検討ください。
なお、当企画は長年にわたって東急文化村で実施してきた事業をもとに、
熱帯JAZZ楽団と協働して実施いたします。

▼ 企画概要はこちらをご覧ください ▼
https://www.zenkoubun.jp/event/pdf/20190923073717_4f81.pdf

▼ お問い合わせはこちらまで ▼
武井明彦・武井企画(賛助会員)
TEL:090-6529-9146
Email:akihiko-takei@hotmail.co.jp



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【4】連載コラム:公立文化施設が直面する課題の解決に向けて
       ~2019年度 研究大会より~
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全国公文協の研究大会では、施設の円滑な運営と
積極的な活動に役立てるために、また地域の文化芸術の振興のために、
施設を取り巻く諸課題についての解決策を提案し、研究討議しています。

本連載では、今年6月に開催された研究大会の内容を
4回に分けてご紹介しています。
第2回の今回は、第2分科会「文化施設の大規模改修時のマネジメント」から、
首都大学東京 客員教授の山本康友氏による基調講演の要旨と、
パネリスト2名の報告テーマをお届けします。

■□■ 第2回 文化施設の大規模改修時のマネジメント
         ~施設の長寿命化と運営などの諸問題~ ■□■

人口減少と少子高齢化により自治体財政の厳しい状態が続く中、
高度成長期に建設された公共施設は老朽化するなど、
公共施設をめぐる課題は山積しています。

老朽化への対応は、トラブルの初期に補修すれば低コストですみ、
のちに大きなトラブルとなることも防げますが、
修繕費が十分でなく後回しにされることで、
結局、大規模な補修が必要となるケースがよくみられます。
建物は建てた後の維持・管理により多くの費用がかかることを
自治体に理解してもらう必要があります。

自治体は現在、公共施設の総量の縮減、多機能化、長寿命化、
広域連携、民間連携などに取り組んでいますが、
その場合でも「公共サービスを低下させない」
「安全・安心を全てに優先させる」「空間ではなく機能を優先させる」
「民間等とのコスト比較」などの基本原則は重要です。

公共施設の今後については、まずは既存データから劣化状況や
ランニングコスト、利用状況などの現状把握をして方針を決めていきます。
改修時には、自然災害、少子高齢化、生活価値、
財政と施設全体などをポイントとし、
性能を上げる、オリジナルデザインの継承、耐震性の確保、
バリアフリー化(今はさらにユニバーサルデザイン化)、
省エネ化などを目的とします。

国から個別施設計画の策定要請が出されています。
文化施設の策定率はまだ10%程度ですが、
おそらく次年度中には個々のホールをどうしていくか、
それぞれの自治体が決定すると考えられます。
動向には注意しているとよいでしょう。

その他、施設の長寿命化などについては報告書をご覧ください。

*詳細は以下の報告書に掲載されています(P29~)
https://www.zenkoubun.jp/publication/pdf/afca/2019/2019_kenkyu.pdf


◎パネリスト2名の報告テーマ

「愛知県芸術劇場の改修事例」
浅野芳夫氏(愛知県芸術劇場/(公財)愛知県文化振興事業団 劇場運営部長)

複合文化施設の愛知芸術劇場は、平成28年度から小ホール、コンサートホール、
美術館、アートホール、大ホールの順に、休館を伴う工事を工期をずらしながら
実施した。機構改修や省エネ対策、LED化、機能拡張と縮小に関する問題点、経費
削減、休館期間についての考え方や、その間の職員の雇用について話していただ
いた。

「吹田市文化会館の改修事例」
古矢直樹氏((公財)吹田市文化振興事業団 常務理事・理事局長)

吹田市文化会館は平成29年度に大規模改修を行ったが、事情があり耐震化工事は
見送られた。しかし、ホール再開直後に大阪府北部地震が起こってホールは使用
中止に追い込まれ、改めて大規模改修をすることになった。その中で検討された
指定管理者制度の運用方針や、休館中のアウトリーチ活動などについて紹介いた
だいた。

*詳細は以下の報告書に掲載されています(P39~)
https://www.zenkoubun.jp/publication/pdf/afca/2019/2019_kenkyu.pdf



┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【5】 助成等に関する情報
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

現在募集中の助成・活動支援等に関する情報を紹介します。
そのほか締切まで期間のあるものは公文協ウェブサイトにも掲載しております。
あわせてご覧ください。
https://www.zenkoubun.jp/support/grant/index.html

★☆★ 助成情報【 新規掲載 】 ★☆★

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★日韓文化交流基金 人物交流助成
 (2020年1月6日受付開始、1月24日締切)
==================================

民間の日韓交流事業を支援するため、市民交流の中でも、
ワークショップやディスカッション、フィールドワーク等を対象に助成が行われます。

▼ 詳細は日韓文化交流基金のウェブサイトを御覧ください ▼
https://www.jkcf.or.jp/projects/category/josei/


========================================
★日本音楽財団 音楽文化振興・普及のための助成
 (2020年1月1日受付開始、1月31日締切)
========================================

優れた意義を有する音楽事業を行う団体に対し、
「弦楽器演奏における、音楽的、技術的向上に資する事業」および
「より多くの人々に優れた弦楽器演奏を鑑賞する機会を提供する事業」を
対象に助成が行われます。

▼ 詳細は日本音楽財団のウェブサイトをご覧ください ▼
http://www.nmf.or.jp/biz/grant.html


★☆★ 助成情報【 再掲載 】 ★☆★

======================================================
★かけはし芸術文化振興財団 音楽活動・国際交流・研究等への助成
 (2020年1月10日締切)
======================================================

電子技術を幅広く応用した芸術的な活動、
電子楽器の新しい可能性を提案する画期的かつ独創的な創作、または企画等に
対して資金援助されます。

▼ 詳細は、かけはし芸術文化振興財団のウェブサイトを御覧ください ▼
http://www.kakehashi-foundation.jp/activity/support/2020_require_grant/


=======================================
★明治安田クオリティオブライフ文化財団
 地域の伝統文化分野助成(2020年1月31日締切)
=======================================

古来各地に伝わる民俗芸能、民俗技術の継承、
特に後継者育成のための諸活動に努力をしている
団体または個人に助成されます。

申込に際しては、市町村教育委員会、公立博物館、
学識経験者等からの推薦ならびに都道府県教育委員会または
知事部局の文化関係所管課の推薦が必要となります。

▼ 詳細は、明治安田クオリティオブライフ文化財団の
  ウェブサイトをご覧ください ▼
https://www.meijiyasuda-qol-bunka.or.jp/culture/guide/


=======================================
★笹川日仏財団 日仏の文化交流に関する助成金
 (2020年1月末締切)
=======================================

日仏の交流を行い、相互理解を促進して
具体的な成果をあげると思われるプロジェクトに助成されます。

▼ 詳細は、笹川日仏財団のウェブサイトをご覧ください ▼
http://www.ffjs.org/japan/assisting/index.html



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★★★ 編集後記 ★★★
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全国公文協メールマガジン「情報フォーラム」2019年度第9号
(通巻第100号)を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後、全国公文協 メールマガジン「情報フォーラム」で
取り上げてほしい内容や、「会員等からのお知らせ」で告知したいこと、
他館に質問したいこと、共有したい情報などがありましたら、
ぜひ情報をお寄せください。
この場が皆様の情報交換の場として活用されることを期待しています。

また、本メールマガジンは、どなたでもご購読いただけます。
(申込先:https://www.zenkoubun.jp/magazine/index.html)
劇場・音楽堂等の運営に携わっている方やご興味をおもちの方に、
ぜひ、本メールマガジンをご案内ください。

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◎公文協公演情報&TICKETS⇒ https://stg1907.zenkoubun.kouticket.jp/


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〒104-0061
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