メールマガジン「全国公文協 情報フォーラム」

バックナンバー 2015/01/13 第41号

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全国公文協 情報フォーラム 2015/01/13 第41号
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謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、
今年から文化プログラムの検討が本格的に始まります。
当協会は、各種の文化プログラムの舞台となる
公立文化施設の皆さま方のお力になれるよう、
将来に向け、積極的に活動してまいります。

今年最初の「全国公文協 情報フォーラム」第41号をお届けします。
今月から、「劇場、音楽堂等の活動状況に関する調査研究」の結果より
いくつかのポイントについて内容を紹介する新コラムもスタートしました。
皆様の情報収集の一助として頂ければ幸いです。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


---------目次----------------------------------------------------------
【1】全国公文協からのお知らせ:
   「劇場、音楽堂等の活動状況に関する調査研究」ご協力のお願い/
   全国アートマネジメント研修会(追加募集と鑑賞プログラムについて)/
   全国技術職員研修会 参加者募集中/「公演企画Navi」アンケート/
   文化芸術による復興推進コンソーシアム/
【2】ピックアップ:
   文化庁「2020年に向けた文化イベント等のあり方検討会」が発足/
   総務省が公共施設の老朽化対策に財政支援の可能性/
     「世界劇場会議国際フォーラム2015」
【3】新会員のご紹介:
   飯塚市文化会館 イイヅカコスモスコモン(福岡県)
   堺市立栂文化会館(大阪府)
【4】コラム: 知っておくだけでお得♪
        ~ 「平成25年度 劇場、音楽堂等の調査研究」より~
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 【1】 全国公文協からのお知らせ
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★平成26年度「劇場、音楽堂等の活動状況に関する調査」
 ~ご協力のお願い~
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全国公文協はこのたび、文化庁より
平成26年度「劇場、音楽堂等の活動状況に関する調査研究」を受託しました。
つきましては、1月24日(土)より調査を開始いたしたく、
ご協力をお願いいたします。

この調査は「劇場法」に基づき文化庁が施策を展開していくにあたり、
経年調査として実施が予定されているもので、
民間施設を含め、一定規模の全ての劇場、音楽堂等を対象にしています。

詳細については、皆さまの館に文書にてお知らせします。
また、昨年同様、調査はwebサイトより行います。

年度末を控えお忙しいところ大変恐縮でございますが、
ご協力のほどよろしくお願いいたします。

▼ 調査の回答は、1月24日(土)以降、下記ページにてご入力ください ▼
https://www.re-service.jp/zenkoubun/chousa/


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★全国アートマネジメント研修会
 ~追加募集のご案内と、鑑賞プログラムについて~
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○全国アートマネジメント研修会2015
 テーマ:"文化力と地域力"
 会期:平成27(2015)年2月18日(水)~20日(金)
 会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)

全国アートマネジメント研修会2015が来月に迫ってまいりました。
今回も多数のお申し込みをいただきありがとうございました。

プログラムによっては、お申し込みを頂きながら
定員オーバーのため、ご希望に添えなかった皆さまには
すでにご連絡済みでございますが、改めて深くお詫び申し上げます。

なお、最新の情報につきましては、随時、下記ページに掲載しています。
ご確認ください。

▼ 全国劇場・音楽堂等アートマネジメント研修会2015 ▼
http://www.zenkoubun.jp/about/kensyuu/art.html


◎追加募集のご案内

まだ、定員に若干余裕のある講座がありますので、
聴講生の追加募集を行います。

受付期間: 1月13日(火)~20日(火)
申込方法: 下記ページの「申込フォーム」からお申し込みください。
http://www.zenkoubun.jp/about/kensyuu/art.html


◎鑑賞プログラム(国立劇場で文楽鑑賞)について

当初のご案内の中で、有料とのお知らせをしておりませんでした。
大変申し訳ございません。
他のプログラム同様、無料での鑑賞ができるかと
誤解を与えることになってしまったのではないかと存じます。
改めて、深くお詫び申し上げます。

また、募集については終了しております。
参加を申し込まれた方には、すでに詳細をメールでお送りしています。
届いていない方は、事務局までご一報ください。


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★全国技術職員研修会2015 参加者募集中
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テーマ:現場から学ぶ
    ~制作進行と舞台進行~舞台監督の仕事
会期:平成27(2015)年3月4日(水)~6日(金)
会場:富山県高岡文化ホール
 
申込期限は1月30日(金)となっております。
申込書は以下の全国公文協HPからダウンロードできます。
お早めにお申し込みください。

▼ 全国劇場・音楽堂等技術職員修会2015 ▼
http://www.zenkoubun.jp/about/kensyuu/gijutu.html


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★「公演企画Navi」アンケート調査 
  ~1月30日(金)まで締切を延長~
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「公演企画Navi」が自主公演企画や選定に
今以上にお役に立てるよう、
事業企画担当者様向けアンケート調査を実施しております。

アンケート回答は、1月30日(金)まで
引き続き受け付けておりますので、
ご協力をよろしくお願いいたします。

▼ 下記のURLをクリックし、アンケート回答をご入力ください ▼
https://adobeformscentral.com/?f=qGlNBnPq8l4pGBsLHRVHRg


また、前回もお知らせしましたが、
「公演企画Navi」を上手にご利用いただくための
「使い方マニュアル」を作成しておりますので、
各館の皆様にご周知いただき、ご活用ください。

▼ 「使い方マニュアル」はこちらをご覧ください ▼
http://kouenkikaku.jp/docs/usersguide2014.pdf


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★文化芸術による復興推進コンソーシアムからのお知らせ
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○コラムシリーズ第5弾を掲載しました。
 「巨大絵画が繋いだ東北と神戸」 加川広重(画家)
 http://bgfsc.jp/column/column-data/2965

○皆様から寄せられた復興推進活動の新着レポートを掲載しています。
 http://bgfsc.jp/report

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【お問い合せ】 文化芸術による復興推進コンソーシアム事務局
        TEL: 03-6278-7820 E-mail: info@bgfsc.jp
【コンソーシアムHP】 http://bgfsc.jp/
【ご賛同者登録のご案内】 http://bgfsc.jp/approval-form/apply
【Facebook】 https://www.facebook.com/bgfscaccr
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 【2】 ピックアップ
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★文化庁「2020年に向けた文化イベント等のあり方検討会」が発足
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オリンピック・パラリンピックの開催にあたっては
複数の文化イベントから成る文化プログラムの計画が規定されています。

2020年の東京オリンピック・パラリンピックにあたっても
文化庁は日本全国で文化プログラムを実施し、これを契機に
2030年頃に日本が「文化芸術立国」となることを目標としています。

これを実現するため、昨年12月、
「2020年に向けた文化イベント等のあり方検討会」が発足しました。

▼ 詳細は文化庁のHPをご覧ください ▼
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/kondankaitou/event_2020/index.html


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★総務省 平成27年度予算で
 公共施設の老朽化対策に財政支援の可能性
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総務省が、文化施設を含む公共インフラ等の更新・統廃合・
長寿命化等の老朽化対策を計画的に推進するため、
来年度予算で、自治体に財政支援するとの報道がされました。

総務省に確認したところ、詳細は予算成立後に発表するとのことです。
判明次第、またお知らせします。


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★「世界劇場会議国際フォーラム2015in可児」
 開催のお知らせ <再掲載>
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今、子ども・若者、高齢者、障害者、失業者、在留外国人等を
社会的に孤立させないための
社会包摂型のプログラムが劇場・ホールに求められています。

「変化の時代」のアーツマネジメントとはどのようなものなのか?
英国の地域劇場から3人のゲストを招き、
現在から将来にわたっての社会課題に向かい合う劇場デザインを探ります。
全国公文協と共催で実施します。

開催日:平成27年2月13日(金)・14日(土)
場 所:可児市文化創造センター ala
テーマ:「社会包摂と劇場経営」
申込み締切:平成27年1月23日(金)

▼ 詳細及び参加申込みは、下記をご参照ください ▼
http://www.kpac.or.jp/img/sekaigekijo2014.pdf


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 【3】 新会員のご紹介
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当協会に新規に加入された会員および賛助会員を
順次、ご紹介していきます。

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★飯塚市文化会館 イイヅカコスモスコモン(福岡県飯塚市)
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[概要]
平成4年(1992)、市の中心街に、
筑豊地域初の文化会館としてオープン。
1504席の大ホール、582席の中ホールを備える。
今年度は音響・照明設備の更新が実現し、
3年がかりの改修工事が完了した。

[施設からひとこと]
クラシックに触れる機会を提供することが当館の使命の一つですが、
福岡市、北九州市という大都市が1時間圏内にあるため、
企画は容易ではありません。
新春恒例の九州交響楽団のニューイヤーコンサートでは
飯塚新人音楽コンクールの入賞者をソリストに迎えるなど、
地域に密着した事業を心がけています。
財政面をカバーするため、他館との連携や補助事業の活用も進めており、
その成果は徐々に出てきつつあります。
今後は地元商店街の活性化事業との連携など、
新しい事業展開ができそうです。

[webサイト]
http://www.cosmoscommon.net/


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★堺市立栂文化会館(大阪府堺市)
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前号の原稿に誤りがありました。お詫びし、正しい原稿を再掲載いたします。 

[概要]
昭和59年(1984年)6月に、大阪狭山市、和泉市、
河内長野市などに隣接する、堺市の南端区域にオープン。
建物は日本近代を代表する建築家・村野藤吾の設計によるもので、
今年、館の建築物としての価値を再確認する講演会を開催した。
714席のホールのほか、陶芸室、料理室、
音楽室等の各種施設を備え、図書館も併設。

[施設からのひとこと]
文化活動がさかんな地域に位置する当館では
自主事業として文化講座を年間80講座実施しており、
中には定員をあふれ抽選をしている講座もあります。
ホールでの自主事業には毎年恒例の企画も多く、8月の落語会、
1月のニューイヤーコンサートなどは毎回ほぼ満席。
歌声喫茶のホール版である「うたごえ広場」(年2回)も好評です。
今後は、子どもを含む若年層に身近に感じていただける企画を行い、
地域文化の発展に寄与していきたいと考えています。

[webサイト]
https://www.sakai-bunshin.com/shisetsu_kihon_toga.jsp


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 【4】 知っておくだけでお得 ♪
     ~「平成25年度 劇場、音楽堂等の調査研究」より~
      (第1回)
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全国公立文化施設協議会では、文化庁からの委託を受け、
継続的に劇場・音楽堂等の実情についての調査を行っています。
今回から5回に分けて、平成25年度版の結果の概要をお届けしていきます。
まずは、各施設の平成24年度の施設稼働状況についてご紹介しましょう。

■□■ 第1回 劇場・音楽堂等の稼働状況  
        ~稼働日数、事業実施日数と入場者数~ ■□■

固定席100席以上の公立文化施設でみると、
施設の年間稼働率の平均は76.4%となっています。

年間平均の事業実施日数は、主催事業が25.1日、
共催・提携事業が8.8日、貸館事業が171.0日で、
圧倒的に貸館での利用が多くなっています。

年間平均の入場者数も、日数に比例し、
主催事業が7,353人、共催・提携事業が3,894人であるのに対し、
貸館では76,356人と一桁多い数となっています。

これら数値を事業別の1日の入場者数で比較してみると、
共催・提携事業と貸館事業がそれぞれ442.5人/日、446.5人/日であるのに比べ、
主催事業は292.9人/日となり、集客力の差がみられます。・

一方、固定席100席以上の民間施設では、
施設稼働率が69.8%と、公立の施設より低い状況です。
ただし、年間の事業実施日数は、主催事業が64.2日、
共催・提携事業が8.6日、貸館事業が149.1日と、
比較的主催事業の割合が高くなっています。

入場者数も、主催56,175人、共催・提携8,668人、貸館75,544人です。


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★★★ 編集後記 ★★★
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「全国公文協 情報フォーラム」平成26年度第10号(通巻第41号)を
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後、「全国公文協 情報フォーラム」で取り上げてほしい
内容がございましたら、ぜひお聞かせください。
皆様からお寄せいただいたご質問・ご意見・ご感想などをもとに、
よりよい内容にしていければと思います。

▼ご意見・ご感想、各種ご連絡・お問い合わせはこちらまで▼
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp

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◇◇ 公益社団法人 全国公立文化施設協会 ◇◇

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TEL: 03-5565-3030
FAX: 03-5565-3050
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp
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