メールマガジン「全国公文協 情報フォーラム」
バックナンバー 2014/02/18 第30号
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全国公文協 情報フォーラム 2014/02/18 第30号
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「全国公文協 情報フォーラム」第30号をお届けします。
皆様の情報収集の一助として頂ければ幸いです。
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【1】全国公文協からのお知らせ:
アートマネジメント、技術職員研修会/
「劇場、音楽堂等の活動状況に関する調査」ご協力の御礼/
消費税及び大規模改修に関する調査結果/寄付のご報告・御礼とお願い/
文化芸術による復興推進コンソーシアム/
【2】新会員のご紹介:ホルトホール大分/新潟市秋葉区文化会館
【3】ピックアップ: 文化庁予算(案)の概要/特定ラジオマイクテスト会開催
【4】知っておくだけでお得♪ ~「劇場法」とその「指針」に寄せて~
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【1】 全国公文協からのお知らせ
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★アートマネジメント、技術職員研修会に関するお知らせ
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◎全国劇場・音楽堂等アートマネジメント研修会2014
今年度の研修会は、延べ約2500名の方にご参加をいただき、
おかげさまで、大好評のうちに終了することができました。
多数のご応募をいただき、コースによってはご希望に添えないものもあり、
お断りや変更をお願いした皆様には、改めてお詫びを申し上げます。
今回は「文化芸術が育む地域連携」をテーマに掲げて開催しました。
参加された皆様が、今回の研修の成果を
お仕事や地域の文化振興にお役立てくださることを願っております。
◎全国劇場・音楽堂等技術職員修会2014
3月5日(水)~ 7日(金)に大阪の貝塚市民文化会館(コスモスシアター)で
「現場に学ぶ~改修と事故事例~電源の大切さ等」をテーマに実施いたします。
▼ 全国劇場・音楽堂等技術職員修会2014 ▼
http://www.zenkoubun.jp/about/kensyuu/gijutu.html
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★平成25年度「劇場、音楽堂等の活動状況に関する調査」
ご協力の御礼
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文化庁調査「劇場、音楽堂等の活動状況に関する調査」につきまして、
対象館の皆さまにおかれましては、年度末のお忙しい中、
ご協力をいただき有難うございました。
調査結果は基礎データとして文化庁の施策等に役立てられます。
■□■ ご回答いただいていない施設の方へ ■□■
まだご回答をいただいていない施設におかれましては、
メールでご連絡させて頂きましたので、
ご確認のうえ早めのご回答をお願い申し上げます。
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★消費税及び大規模改修に関する調査結果のお知らせ
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12月から1月にかけて、当協会で消費税及び大規模改修に関する
緊急調査を実施しました。
その結果、消費税では、ご回答いただいた約600施設のうち
消費税の増税に伴い「施設の使用料もしくは利用料金を見直す
予定である」と答えた施設が約半数となり、そのうちの8割が
「消費税値上げ分3%のみを上乗せする予定」と回答しています。
また、大規模改修については、施設設備の経年劣化が進む一方で、
自治体の財政難の影響もあり、改修が思うように進まない実態が
あらためて浮彫りになっています。
速報は既に支部を通じて送付しましたが、調査結果の詳細は
まとまり次第、当協会のwebサイトでご報告する予定です。
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★寄付のご報告・御礼、及びお願いについて
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◎ご寄附への御礼
平成26年2月、岡山市民会館様より、被災地の文化芸術を通した
復興推進活動に役立てていただきたいと、ワンコイン募金コーナーの
寄付金を贈呈いただきました。
岡山市民会館様のホールでは、被災地の復興のために
『東日本大震災復興応援の樹 今日の感動を形に♪1コイン募金♪』
という募金コーナーを設置し、鑑賞に訪れた多くの方々が
100円募金に参加してくださったそうです。
岡山市民のみなさんの温かい心と、岡山市民会館様の取組に
この場をお借りして、改めて厚く御礼申し上げます。
文化施設による被災地への、こうした温かい「支援の輪」が
少しでも広がればと思います。
皆様からいただきましたご厚意に報いるため、当協会が事務局を務める
「文化芸術による復興推進コンソーシアム」等のネットワークを通じて、
有意義な活動に活用させていただきます。
▼ 文化芸術によるコンソーシアム お知らせ ▼
「岡山市民会館様より募金コーナーの寄付金を贈呈いただきました。」
http://bgfsc.jp/information/detail.php?id=206
◎当協会へのご寄附のお願い
昨年、当協会の公益法人への移行に伴い、公益事業を一層
推進するためにも、広くご寄附を募ることといたしております。
寄附金は、使途を特定せず、公益事業全般に活用させていただくほか、
寄附者のご意思により、震災復興などに使途をご指定いただくことも
できます。
今後とも何卒お力添えをいただきますよう、お願いいたします。
寄附の詳細については、以下をご覧ください。
▼ (公社)全国公立文化施設協会 寄付のお願い ▼
http://www.zenkoubun.jp/about/index.html#04
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★文化芸術による復興推進コンソーシアムの活動について
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文化芸術による復興推進コンソーシアムでは、この度
以下の通り、「公式Facebookページ」を開設いたしました。
▼ コンソーシアム公式Facebookページ ▼
https://www.facebook.com/bgfscaccr
(「いいね!」を押すと最新の情報が届きます!)
このFacebookページでは...
・注目の復興イベント情報
・見逃せない助成情報
・気になるニュース
・現地での活動レポート ...などといった
最新の情報をリアルタイムでお届けしています!
皆さまからの情報も積極的にシェアさせていただいております。
文化芸術を通した復興活動に関する情報を是非お寄せ下さい。
今後とも公式Facebookページをよろしくお願いします◎
たくさんの「いいね!」お待ちしております!
▼ 公式Facebookページのご案内(お知らせ)▼
http://bgfsc.jp/information/detail.php?id=200
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【2】 新会員のご紹介
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当協会に新規に加入された会員の中から、今年度に新規オープン、
またはリニューアルした館を順次、ご紹介していきます。
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★ホルトホール大分
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[概要]
JR大分駅前に2013年7月にオープン。駅から2分。延床面積37,000㎡。
市民ホールは大ホール1201席、小ホール202席(可動式)。
小ホールは各種舞台公演のほか、展示会、パーティなど、
多目的に利用されています。
[施設からのひとこと]
文化・教育・健康・福祉・産業・情報・交流の多機能連携型施設として、
一日平均利用者数6000人、年間200万人予想の大分市の情報文化交流拠点施設。
「市民の家」として多世代の利用者でにぎわっています。
大分市は文化芸術団体の非常に多い地域ですので、
さらに利用が拡がることに期待しています。
JR駅前という立地を活かし、市民ニーズにきめ細かく対応する
サービスを実施するなど、市内にある県立のホールとの
「棲み分けと連携」も工夫しています。
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★新潟市秋葉区文化会館
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[概要]
2013年9月21日、新潟市秋葉区にオープン。
里山をイメージしたという個性的なデザインの建物で、
ホール(総席数496席)、142㎡の練習室を含む練習室・
スタジオ・会議室などを備えています。
区民解放スペースのロビーでは、芸術系図書やCDを自由にご覧いただけます。
[施設からのひとこと]
新潟市秋葉区の新しい文化芸術の発信地として、区民の皆様から
大きな期待を受けその役割を担うべく頑張っております。
会館は多目的に使用できますが、ホールは特に中小編成のクラシック、
ジャズなどに適した音響特性をもっています。
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◎ また先日の理事会での承認を経て、文化施設やスポーツ施設の
管理運営やメンテナンス等の業務を行っている
「株式会社フクシ・エンタープライズ」に、賛助会員として新たに
ご入会いただきました。
◎ 公立文化施設の運営に役立つ情報などをお持ちでしたら、
当欄でも会員間での共有を図りたいと考えています。
ぜひ、情報をお寄せください。
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【3】 ピックアップ
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★平成26年度 文化庁予算(案)の概要について
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「世界に誇るべき『文化芸術立国』の実現
~2020年に日本が文化芸術交流のハブとなる~」と題された
平成26年度 文化庁予算(案)の概要が公表されました。
▼ 詳細は文化庁のHPをご覧ください ▼
http://www.bunka.go.jp/bunka_gyousei/yosan/pdf/26_yosan.pdf
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★特定ラジオマイクテスト会 開催のお知らせ
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特定ラジオマイクの移行に関して、(一社)700MHz利用推進協会が
「新周波数対応 特定ラジオマイクテスト会」を行います。
開催予定: 2月21日(金)10:00~ ウインクあいち 大ホール(名古屋)
参加には事前のWeb登録が必要となります。
▼ 詳細は700MHz利用推進協会のHPをご覧ください ▼
【協会HP】http://www.700afp.jp/
【テスト会登録】http://www.700afp.jp/information/?p=965
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【4】 知っておくだけでお得 ♪
~「劇場法」とその「指針」に寄せて~
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2012年6月に制定された「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」(通称劇場法)。
今月から3回にわたり、文化庁の「劇場・音楽堂等の制度的な
在り方に関する検討会」の委員を務められた片山泰輔先生に、
劇場法および、その後に告示された「劇場、音楽堂等の活性化に
関する法律に基づく指針」について、ポイントを解説していただきます。
■□■ 第2回 専門的人材の養成・確保と
劇場・音楽堂経営の充実(要約) ■□■
劇場法で、劇場・音楽堂が専門的人材を配置した「機関」であると定義されたことで、
それぞれの劇場・音楽堂への専門的人材の適切な配置が重要になってきます。
劇場法第13条では、国や地方公共団体が劇場・音楽堂のために人材養成を
行うことが定められました。これを受けて、国は2013年度から大学を活用した
人材育成事業をスタートさせています。
経営者が専門的人材として明記されたことも、劇場、音楽堂が公益的な役割を
果たす「機関」として発展していくためにきわめて重要です。トップ人材だけでなく、
制作や管理業務にあたる若手職員でも、この機関が果たすべき使命を
意識しながら仕事をすることが求められるのです。劇場法の制定で、日本でも
ようやく本来のアートマネジメントが意識されるようになったといえます。
経営の問題については、「指針」の「経営の安定化に関する事項」の中で、
ファンドレイジングの充実が強調されています。さらに、専門的人材の養成に
関して、国や地方公共団体だけでなく、劇場、音楽堂やその設置者自身も
それに取り組むことを求めています。
(片山泰輔 静岡文化芸術大学教授)
▼ 本コラムは要約になります。全文は以下よりご覧ください ▼
http://www.zenkoubun.jp/g_k_2.pdf
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★★★ 編集後記 ★★★
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「全国公文協 情報フォーラム」平成25年度第11号(通巻第30号)を
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後、「全国公文協 情報フォーラム」で
取り上げて欲しい内容がございましたら、ぜひお聞かせください。
皆様からお寄せいただいたご質問・ご意見・ご感想などをもとに、
より良い内容にしていければと思います。
▼ ご意見・ご感想、各種ご連絡・お問い合わせはこちらまで ▼
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp
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◇◇ 公益社団法人 全国公立文化施設協会 ◇◇
〒104-0061
東京都中央区銀座2-10-18 東京都中小企業会館4階
TEL: 03-5565-3030
FAX: 03-5565-3050
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp
URL: http://www.zenkoubun.jp/
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