メールマガジン「全国公文協 情報フォーラム」

バックナンバー 2013/02/22 第18号

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全国公文協 情報フォーラム 2013/02/22 第18号
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「全国公文協 情報フォーラム」第18号をお届けします。

皆様の情報収集の一助として頂ければ幸いです。


---------目次----------------------------------------------------
【1】全国公文協からのお知らせ:
    「劇場、音楽堂等の活動状況に関する調査」について/
     全国アートマネジメント・全国技術研修会/復興推進コンソーシアム
【2】ピックアップ:文化審議会総会/アーツカウンシル東京
【3】知っておくだけでお得♪ ~設備導入・更新編~
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 【1】 全国公文協からのお知らせ
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★「劇場、音楽堂等の活動状況に関する調査」について
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文化庁調査「劇場、音楽堂等の活動状況に関する調査」につきまして、
対象館の皆さまにおかれましては、年度末のお忙しい中、
また、期間も短い中、ご協力をいただき有難うございました。

この調査は今後も継続的に実施されると思われ、
調査結果は基礎データとして文化庁の施策に役立てられます。

■□■ ご回答いただいていない施設の方へ ■□■

このため、まだご回答をいただいていない施設につきましては、
下記のいずれかの方法にて、至急、ご提出をお願いいたします。

なお、貴施設が対象外(ホールの固定座席が100席未満)である場合や
内容的に該当しないとご判断された場合は、恐れ入りますが、
下記FAXにて貴施設名と対象外と判断された理由をお知らせください。

○ご回答方法

1.Webでご回答される場合は、以下の全国公文協のHP掲載の
  「調査票 回答フォーム(1、2)」に、ご入力ください。
  http://www.zenkoubun.jp/afca/index.html#3

2.エクセルによるご回答の場合は、下記のリンクより
  (http://www.zenkoubun.jp/afca/h24b_chousahyou.xls)
  エクセルデータをダウンロードいただき、ご回答を入力後、
  メールに添付して、下記メールアドレス宛にお送りください。
  E-mail: Atsushi_Ueno@gyosei.co.jp

3.上記のエクセルデータを印刷してご回答を記入後、FAXで
  お送りいただく場合は、下記まで。
  ぎょうせい総合研究所(担当:上野) FAX:03-6892-6941

上記2、3でご回答の場合は、送付先が、全国公文協ではなく
ぎょうせい総合研究所(集計業務受託者)宛になります。
どうぞよろしくお願いいたします。


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★全国劇場・音楽堂等アートマネジメント研修会
 ~好評のうちに終了~
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今年度の研修会は、延べ約3000名のご参加をいただき、
おかげさまで、大好評のうちに終了することができました。
多数のご応募をいただき、コースによってはご希望に添えないものもあり、
お断りや変更をお願いした皆様には、改めてお詫びを申し上げます。

今回は「アートが奏でる地域再生~アートの交差点」をテーマに掲げ、
「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」が施行され
地域における文化施設の役割がますます重要になる時代に即した講座を
多数用意して開催いたしました。

参加された皆様が、今回の研修の成果を
お仕事や地域の文化振興にお役立てくださることを願っております。


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★全国劇場・音楽堂等 技術職員研修会
 間もなく開催されます
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技術職員研修会は、3月6日(水)~8日(金)、
徳島県郷土文化会館(あわぎんホール)で、
昨年度に続き、音響・照明を含めた総合型の研修として実施いたします。

▼ 全国劇場・音楽堂等技術職員修会2013 ▼
http://www.zenkoubun.jp/about/kensyuu/gijutu.html


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★文化芸術による復興推進コンソーシアムの活動について
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○第2回復興推進員連絡会議を開催しました

2月5日(火)~7日(木)に、盛岡(岩手)、気仙沼(宮城)、福島で
会議を行い、各県で行政・文化施設運営・被災地での活動を通じて
復興推進に携わっている復興推進員より、震災後まもなく2年を
迎えようとしている現地の状況と活動の報告が行われました。
会議の議事要旨は、後日、ホームページにアップいたします。

○3月15日(金)、シンポジウムを開催します

テーマ:「文化芸術を復興の力にⅡ」
復興推進に取り組んでいるパネリストの報告を受けて、
文化芸術による復興のためには何が求められているかを討議します。

日時:3月15日(金) 14:00~16:30
場所:国立新美術館(港区六本木) 3階講堂

シンポジウムパネリスト等:
佐々木 健(復興推進員/大槌町生涯学習課長)
鈴木 拓(復興推進員/ ARC>T 事務局長)
懸田 弘訓(福島県文化財保護審議会委員)
堀田 力(さわやか法律事務所)
司会:本杉 省三(日本大学教授)

シンポジウムの前には、被災地での公演活動を行っている
六華亭遊花さんによる落語上演も予定しています。

【参加申し込み方法】
Eメール、もしくはFAXで申し込みを受け付けています。
詳細は下記ホームページをご覧ください。
[コンソーシアムHP] http://bgfsc.jp/

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[お問い合せ] 文化芸術による復興推進コンソーシアム事務局
         TEL:03-6278-7820  Email:info@bgfsc.jp
[ご賛同者登録のご案内] http://bgfsc.jp/registration/index.html
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 【2】 ピックアップ
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★文化審議会総会が開催されました
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2月20日(水)、文化審議会総会(第58回)が開催され、
各分科会等における審議状況が報告されました。
同日に開催された文化政策部会では、
劇場・音楽堂等の事業の活性化の取組に関する指針案の
検討状況について報告されています。

議事次第、議事録は、後日ホームページ上で公開される予定です。

▼詳細は文化庁のHPをご覧ください▼
【総会】http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/58/index.html
【文化政策部会】
 http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/seisaku/10_06/index.html


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★日本におけるアーツカウンシルの役割を考える
 ~シンポジウム開催
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オープンフォーラム「日本におけるアーツカウンシルの役割を考える」が
開催されます。

日時:3月2日(土) 14:00~1:30頃(開場13:30)
会場:国際交流基金 JFICホール[さくら](東京・四谷)
申込締切:2月24日(日)
テーマ:「アーツカウンシルと芸術文化団体のパートナーシップ」

主催:アーツカウンシル東京(公益財団法人 東京都歴史文化財団)
   ブリティッシュ・カウンシル
   独立行政法人 国際交流基金

▼申込みなど、詳細はアーツカウンシル東京のHPをご覧ください▼
http://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/research-communication/post/130302/


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 【3】 知っておくだけでお得 ♪ ~設備導入・更新編~
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設備導入・更新編の第3回は、音響設備がテーマです。

文化施設の音響設備のデジタル化は、ここ数年で急速に進み、
現在は、ほぼ全体に行きわたった状況となりました。
機器によっては、すでにアナログ機の生産が終わっており、
導入時にデジタル機しか選択肢がないものもあります。

デジタル化の流れは時代的に避けられないものとなっていますが、
デジタル機器の導入にあたっては、注意する点が少なくありません。

そこで、数多くの現場で音響機器の導入・更新にかかわっている
森本浪花音響計画有限会社の浪花克治氏に、デジタル機器の特徴や、
現場で多く見られる問題点などについて聞いてみました。

(監修:間瀬勝一 全国公立文化施設協会 アドバイザー)


■□■ 第3回 デジタル音響機器では、どんなことができる? ■□■

Q:デジタル音響機器とアナログ音響機器には、どのような違いがありますか?

A:まず、デジタルは、講演会ならA、音楽会ならBというふうに、
  イベント等のタイプごとに、事前に調整パターンをつくっておけます。
  そのため、アナログ時代に比べて、本番当日の作業は楽になりました。
  しかし、準備(仕込み)にかかる時間と労力は
   アナログ時代よりも大きくなります。
 
   本番での最低所要人員は不変で、人員削減にはつながりませんが、
   本番の音響効果の品質が向上することに対して、
   デジタル化が貢献する可能性が大きいといえます。
  
  デジタルは、再現性の高さも特長の一つです。
  たとえば連続公演の場合、「3日前の音がよかった」ということもあります。
    アナログ機には記憶機能はないので、
    つまみをそのつど回して調整するわけですが、微調整が難しいのみならず、
    スタッフがその設定を記憶しているとは限りません。
  一方、デジタルであれば、そのときの記憶シーンを呼び出せばいいので
  「3日前の音」をまったく同じように再現できます。
  
  また、ディレイ(音を遅らせて再生するエフェクト)をはじめ、
  デジタル機器ではさまざまな効果音のアプリケーションが使え、
  多彩な音づくりができるようになります。
  
  ハード面でいえば、アナログ機器は64chなら
  64本のケーブルを必要としましたが、
  デジタルなら1本のケーブルですむため、
  スペースをとらず、配線作業も簡便になりました。
  
    デジタル伝送で「光伝送」をする場合はアースが不要な点もメリットです。
  感電の心配がなく、安全性が高いことに加え、
  アースに電位差があると難しかった複数の施設間
  (異なる建物や、同一建物内の異なるホールなど)のネットワークも、
  問題なくできるようになっています。
  
  つまみを回せばよかったアナログに比べ、操作画面がわかりにくい、
  壊れるときは予兆なく突然壊れる、といったデメリットもありますが、
  デジタルならではの特長を生かして使っていくとよいでしょう。
  

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★★★ 編集後記 ★★★
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「全国公文協 情報フォーラム」平成24年度第10号(通巻第18号)を
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後、「全国公文協 情報フォーラム」で
取り上げて欲しい内容がございましたら、ぜひお聞かせください。
皆様からお寄せいただいたご質問・ご意見・ご感想などをもとに、
より良い内容にしていければと思います。

今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。

▼ご意見・ご感想、各種ご連絡・お問い合わせはこちらまで▼
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp

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◇◇ 社団法人 全国公立文化施設協会 ◇◇
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FAX: 03-5565-3050
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp
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