メールマガジン「全国公文協 情報フォーラム」
バックナンバー 2012/12/14 第16号
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全国公文協 情報フォーラム 2012/12/14 第16号
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「全国公文協 情報フォーラム」第16号をお届けします。
皆様の情報収集の一助として頂ければ幸いです。
---------目次----------------------------------------------------
【1】全国公文協からのお知らせ:
全国アートマネジメント・全国技術研修会/
復興推進コンソーシアム
【2】ピックアップ:劇場法「指針(案)」に関する意見募集
【3】知っておくだけでお得♪ ~設備導入・更新編~(新連載)
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【1】 全国公文協からのお知らせ
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★研修会のお知らせ
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今年度の全国研修会の参加申込みの受付を開始しました。
開催案内や申込書は、全国公文協のHPからダウンロードできます。
皆様方のご参加をお待ちしております。
○全国アートマネジメント研修会2013
テーマ:アートが奏でる地域再生~アートの交差点
会 期:2013年2月13日(水)~15日(金)
会 場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)
聴講生に関しては、ホームページから
お申し込み頂くことができるようになりました。
公立文化施設の職員ではなくても聴講できますので、
アートマネジメントに関心のある市民、学生の方々に
ぜひ、本研修についてお知らせください。
皆様のご参加をお待ちしております。
▼ 全国劇場・音楽堂等アートマネジメント研修会2013 ▼
http://www.zenkoubun.jp/about/kensyuu/art.html
○全国技術職員研修会2013
昨年度に続き、音響・照明を含めた総合型の研修として実施します。
会期:2013年3月6日(水)~8日(金)
会場:徳島県郷土文化会館(あわぎんホール)
▼ 全国劇場・音楽堂等技術職員修会2013 ▼
http://www.zenkoubun.jp/about/kensyuu/gijutu.html
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★文化芸術による復興推進コンソーシアムの活動について
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○復興推進員第1連絡会議を開催
岩手県・宮城県・福島県で、11月26日~28日に開催しました。
行政・文化施設・芸術団体・助成財団等に関わっている
各推進員による現地の状況や活動報告の後、
文化芸術による復興推進についての協議を行いました。
会議の議事要旨は、後日、ホームページにアップいたします。
○ホームページ「フォーラム」について
ブログ形式で被災地の状況や活動、
今後の課題などについてレポートし、
皆様からのご意見やご感想も書き込んでいただける
双方向のページです。
現在、2名の方と事務局のブログをアップしておりますので、
ぜひ、ご意見やご感想をコメントにお書きください。
*現在の「フォーラム」掲載者
・志賀野桂一氏(東北文化学園大学総合政策学部教授、
東北大学特任教授(客員))
・渡辺一雄氏 (コンソーシアム・アドバイザー)
今後は、全国組織・岩手県・宮城県・福島県の
復興推進員のブログもアップしていく予定です。
【フォーラム】http://www.bgfsc.jp/forum/
【お問い合せ】文化芸術による復興推進コンソーシアム事務局
TEL:03-6278-7820 Email:info@bgfsc.jp
【コンソーシアムHP】http://bgfsc.jp/
【ご賛同者登録のご案内】http://bgfsc.jp/registration/index.html
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【2】 ピックアップ
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★劇場法「指針(案)」に関する意見募集のお知らせ
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11月21日、文化庁より、劇場、音楽堂等の事業の
活性化のための取組に関する指針案が公表され、
12月21日まで、指針(案)に関する意見の募集が行われています。
文化庁に対して意見の提出をされます際には
全国公文協にも提出意見をお送りいただければ幸いです。
ご協力をよろしくお願い申し上げます。
▼ 指針(案)および募集に関しては文化庁HPをご確認ください ▼
http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/houritsu/pdf/gekijyou_ongaku_shishinan_121121.pdf
▼ 全国公文協へのご連絡はこちらまで ▼
TEL: 03-5565-3030
FAX: 03-5565-3050
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp
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【3】 知っておくだけでお得 ♪ ~設備導入・更新編~
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今回から新たに、設備の更新に関するコラムをお届けします。
第1回は、映画上映設備についてです。
ここ数年、映画のデジタル化が急速に進んでいます。
デジタル上映設備を導入している映画館は、
2009年末には全体の13%でしたが、
2011年末には60%に達しています。
(一般社団法人 日本映画製作者連盟 発表資料より)
いずれは映画の配給においてもフィルムはつくらず
デジタルだけで行うようになる可能性があり、
この流れは、映画上映事業を実施している
公立文化施設においても無関係ではありません。
そこで、数多くの現場で上映オペレーションを行っている
アテネ・フランセ文化センターに、現場では
どのような質問・問い合わせが多いのか聞いてみました。
(監修:間瀬勝一 全国公立文化施設協会 アドバイザー)
■□■ 第1回 デジタル上映機器の導入にあたって ■□■
Q:デジタル上映設備の導入を検討していますが、
機種を選ぶ際の注意点を教えてください。
また、購入予算が十分でない場合でも
デジタル上映を行えますか?
A:近年の劇場公開作品のほとんどが、上映用のデータファイルである
DCP(*1)を上映素材としているため、最新作を上映する場合は、
デジタルシネマの国際基準「DCI(*2)規格」に準拠した
デジタルシネマ・プロジェクターが必要となる事例が増えています。
Blu-rayディスクなどDCP以外の素材を使用して
旧作の上映を行う場合でも、各施設によって異なる
映写室からスクリーンまでの投射距離、スクリーンのサイズ、
必要な明るさ(ルーメン数)、解像度などについて、
十分に調査・検討を行う必要があります。
DCIに準拠したデジタル上映設備は、
一般的に高額だと認識されていますが、最近では
小規模な劇場向けに価格が抑えられた製品も出始めているようです。
購入予算が厳しい場合は、省庁の補助金等の活用も一つの方法です。
平成21年度・22年度には中小企業庁の
地域商店街活性化事業の補助金交付を受け、
いくつかの映画館がデジタル上映設備を
導入しているという資料も見られます(*3)。
DCI規格に準拠しているか否かを問わず、
デジタルシネマを試験的に実施したいという施設向けには、
機材(スクリーン、プロジェクター、VTR再生機)の
レンタルという方法もあるでしょう。
*1 DCP:Digital Cinema Package(デジタルシネマ・パッケージ)
暗号化・圧縮化された、映像・音声・字幕データ等を
一括した上映用ファイルのこと。
*2 DCI:Digital Cinema Initiatives, LLC(デジタル・シネマ・
イニシアティブ)
デジタルシネマの映像・音響などの上映規格を標準化するために
設立された、ハリウッドメジャースタジオ団体、
およびその規格の通称
*3 補助金交付 参考資料:
【中小企業庁:平成21年度地域商店街活性化事業の公募結果について】
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2010/100129ShoutengaiRevitalizeKekka.htm
【中小企業庁:平成22年度地域商業活性化事業(補正予算事業)
(集客力向上促進事業・商店街における新事業展開支援事業)の
採択結果について】
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/2011/110114LocalRevitalize-K-R.htm
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★★★ 編集後記 ★★★
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「全国公文協 情報フォーラム」平成24年度第8号(通巻第16号)を
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後、「全国公文協 情報フォーラム」で
取り上げて欲しい内容がございましたら、ぜひお聞かせください。
皆様からお寄せいただいたご質問・ご意見・ご感想などをもとに、
より良い内容にしていければと思います。
今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。
▼ご意見・ご感想、各種ご連絡・お問い合わせはこちらまで▼
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp
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◇◇ 社団法人 全国公立文化施設協会 ◇◇
〒104-0061
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FAX: 03-5565-3050
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp
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