メールマガジン「全国公文協 情報フォーラム」

バックナンバー 2012/07/17 第11号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
全国公文協 情報フォーラム 2012/07/17 第11号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「全国公文協 情報フォーラム」第11号をお届けします。

皆様の情報収集の一助として頂ければ幸いです。


---------目次----------------------------------------------------
【1】全国公文協からのお知らせ:
  「全国公立文化施設名簿」作成ご協力のお願い/
  「文化芸術による復興推進コンソーシアム」 ご賛同者登録のご案内
【2】ピックアップ:「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」施行!
   /特定ラジオマイクの周波数移行
【3】知っておくだけでお得♪ ~施設改修編~
-----------------------------------------------------------------


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
   【1】 全国公文協からのお知らせ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

========================================
★平成24年度版「全国公立文化施設名簿」
  作成に関わる調査へのご協力のお願い
========================================

例年、全国公文協では、都道府県公立文化施設協議会の
ご協力を得て「全国公立文化施設名簿」を作成しています。
本名簿は、全国の文化施設の基本情報把握や、
文化庁をはじめとする関係機関団体の文化活動に
広くご利用いただいております。

今年度も、各都道府県の公立文化施設協議会会長宛に
平成24年度版の名簿作成のための調査の依頼書を
順次、お送りしています。

各管内の都道府県公立文化施設協議会会長館より、
本件に関わる調査へのご協力のお願いが届くことと
思いますが、各館のご担当者様におかれましては、
本調査の重要性をご理解いただき、
ご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

なお、名簿の発行は今年秋を予定しております。

▼お問い合わせは全国公文協まで▼
TEL: 03-5565-3030
FAX: 03-5565-3050
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp


============================================
★「文化芸術による復興推進コンソーシアム」
  ご賛同者登録のご案内
============================================

「文化芸術による復興推進コンソーシアム」では、
現在も引き続き、活動へのご賛同者登録の募集を
行っています。

下記サイトより、趣旨、内容、お申込み方法等を
ご確認いただき、ご登録をお願い致します。

【コンソーシアムHP】 http://www.bgfsc.jp/
【ご賛同者登録のご案内】 http://bgfsc.jp/registration/

今後、コンソ―シアムよりさまざまな形での
情報提供等を行ってまいりますので、
皆様方のご協力を、よろしくお願い致します。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
   【2】 ピックアップ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

====================================================
★「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」が施行!
====================================================

「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」が
今年6月21日に衆議院本会議で可決され、
同月27日に公布・施行されました。

条文では、劇場、音楽堂等の設置・運営者、実演芸術団体等、
国、地方公共団体の役割が明確にされると同時に、
それらが相互に連携協力すること、
また、国や地方公共団体が取り組むべき事項を明確にし、
劇場、音楽堂等を取り巻く環境の
整備等を進めることも明確にされています。

これから、劇場・音楽堂等の事業の活性化に必要な事項に
関する指針を国が作成することになりますが、
指針の作成や変更の際には、あらかじめ
劇場、音楽堂等の関係者の意見を聴くことも明記されています。

▼同法律の概要および条文は、文化庁のHPをご覧ください▼
【概要】http://www.bunka.go.jp/bunka_gyousei/hourei/pdf/gaiyou_ver2.pdf
【条文】http://www.bunka.go.jp/bunka_gyousei/hourei/pdf/jyoubun_ver2.pdf


=========================================
★特定ラジオマイクの周波数移行について
=========================================

スマートフォン等の急速な普及や電波利用の
拡大に伴う周波数のひっ迫に対応するため、
総務省では2010年から、周波数の再編を進めています。

これにより、劇場用ワイヤレスマイクの
A型(特定ラジオマイク)については、
従来の周波数帯(770~806MHz)から
テレビ帯ホワイトスペース(注)
(470MHz~714MHz)、または1.2GHz帯への
移行が検討されています。

周波数の移行は5年程度で完了の予定で、
現行周波数の使用期限は、2019年3月31日まで(予定)。
移行に伴う費用負担等については、
現在、負担方法等が検討されています。

(注)地上テレビ放送用に割り当てられた
周波数帯のうち、使われていない帯域のこと。

▼詳細は、総務省のHPをご覧ください▼
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02kiban09_03000089.html


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【3】 知っておくだけでお得 ♪ ~施設改修編~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

東日本大震災以降、当協会の支援員派遣事業においても、
施設の改修についての相談が増えています。
ご相談・お問い合わせの多い内容について紹介していただきます。

■□■ 第2回 劇場・音楽堂の改修の課題
―「機能劣化」「性能劣化」 ■□■

前回、竣工からの経年数により進行する
「経年劣化」についてお話しさせていただきました。
しかし、劇場や音楽堂の劣化は「経年劣化」だけではありません。
実は「機能劣化」や「性能劣化」ということにも、
「経年劣化」と同様以上に目配りをする必要があります。

まず、「機能劣化」についてです。
この「機能劣化」は、それまで機能してきたものが、
時代の経過とともに別のものにとって代わり、
今日的な機能を徐々に失ってしまうような場合をいいます。

たとえば、それまでアナログ式だった電気音響や映像設備ですが、
それらのデジタル化が進むことで、急速にその役割を
とって代わろうとしているようなことをいいます。

また「性能劣化」は、耐震性能やバリアフリー化、
サービスやホスピタリティなどの点で、
社会的な基準や性能、通念が時代とともに変化し、
かつては許容されたものが、
時代的に転換を求められるようになることをいいます。

劇場や音楽堂などの改修や修繕といえば
「経年劣化」への対策と考えられがちですが、
劇場や音楽堂が備えるべき時代的な要求として
機能や性能を堅持していく上では、
「機能劣化」や「性能劣化」への未対応が
大きな課題となることが少なくありません。

執筆:草加叔也(くさか・としや)|空間創造研究所


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★★ 編集後記 ★★★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「全国公文協 情報フォーラム」平成24年度第3号(通巻第11号)を
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後、「全国公文協 情報フォーラム」で
取り上げて欲しい内容がございましたら、ぜひお聞かせください。

皆様からお寄せいただいたご質問・ご意見・ご感想などをもとに、
より良い内容にしていければと思います。
今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。

▼ご意見・ご感想、各種ご連絡・お問い合わせはこちらまで▼
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp

--------------------------------------------------------

◇◇ 社団法人 全国公立文化施設協会 ◇◇

〒104-0061
東京都中央区銀座2-10-18 東京都中小企業会館4階
TEL: 03-5565-3030
FAX: 03-5565-3050
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp
URL: http://www.zenkoubun.jp/

バックナンバー一覧へ戻る 

ページの先頭へ