メールマガジン「全国公文協 情報フォーラム」
バックナンバー 2012/01/12 第6号
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全国公文協 情報フォーラム 2012/01/12 第6号
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謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は東日本大震災や豪雨などの災害が続いた厳しい年でした。
復興への道はいまだ途上でありますが、
当協会では、今年度20回目を迎えるアートマネジメント研修会や、
初めて沖縄で開催する全国技術職員研修会の開催等、
文化力の向上、地域文化の振興を図ってまいります。
同時に、「文化芸術による復興支援コンソーシアム」事務局として、
芸術家、芸術団体、企業、支援団体等の皆様方と力をあわせ、
文化・芸術の力を被災地の復興支援の力とするべく、努力してまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年最初となります「全国公文協 情報フォーラム」第6号をお届けします。
皆様の情報収集の一助として頂ければ幸いです。
---------目次--------------------------------------------------
【1】全国公文協からのお知らせ
【2】助成等に関する情報
【3】ピックアップ:劇場法/アーツカウンシル
【4】《連載》知っておくだけでお得♪ ~保険編~
【5】交流ひろば:「他館の更新情報が知りたい」
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【1】 全国公文協からのお知らせ
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★全国アートマネジメント研修会、技術職員研修会
~災害時におけるアートの役割や、可能性を探求~
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「平成23年度 全国アートマネジメント研修会」が来月に
迫って参りました。
この研修会について、追加情報をお知らせいたします。
・今回の全国アートマネジメント研修会の「基調講演」は
文化庁長官の近藤誠一氏に決定いたしました。タイトルは、
「東日本大震災にかかる文化庁の取り組み(芸術文化関係)」(仮)
になります。
・プログラム5は「自治体職員コース」となっておりますが、
自治体職員だけではなく、どなたでも受講することができます。
是非ご参加ください。
その他のプログラムの詳細は、下記をご確認ください。
http://www.zenkoubun.jp/about/kensyuu/h23a_program.pdf
皆様のご参加をお待ちしております。
○全国アートマネジメント研修会
会期:2012年2月15日(水)~17日(金)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)
○全国技術職員研修会
会期:2012年3月7日(水)~9日(金)
会場:沖縄県南城市文化センター・シュガーホール
▼詳細は全国公文協のHPをご覧ください▼
http://www.zenkoubun.jp/
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【2】 助成等に関する情報
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現在募集中・締切間近の、助成・活動支援等に関する情報を
紹介します。締切の近いものについては、再掲載も行っています。
■□■ 東日本大震災復興・助成事業等 ■□■
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★ローム ミュージック ファンデーション
被災地支援コンサートへの助成
(1月31日締切)
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東日本大震災で被災した方々に音楽を届ける活動を支援するもので、
プロのオーケストラまたは吹奏楽団が
今年度内に被災地で行うコンサートが対象となります。
▼詳細はローム ミュージック ファンデーションのHPをご覧ください▼
http://www.rohm.co.jp/rmf/naiyou/ongaku_katudou/jyosei_boshu_shien.html
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★日本ナショナルトラスト
東日本大震災 自然・文化遺産復興支援プロジェクト
パートナー事業 (H25年3月29日締切)
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東日本大震災で被災した自然・文化遺産の復旧・復興を
活動団体と連携して支援していくもの。
民俗文化財や無形文化財の修理・復旧等も対象となります。
▼詳細は日本ナショナルトラストのHPをご覧ください▼
http://www.national-trust.or.jp/shinsaishien/shinsai-news3.html
■□■ 助成情報【初掲載】 ■□■
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★地域創造 公共ホール演劇ネットワーク事業
(1月25日締切)
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演劇制作に意欲をもつ地方公共団体、指定管理者、
公益法人等に対し、演劇公演および地域交流プログラム
(アウトリーチ活動やワークショップ)を共同・連携して
実施することを支援します。
▼詳細は地域創造のHPをご覧ください▼
http://www.jafra.or.jp/form_box/form/detail/category_id/12/
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★日本音楽財団 音楽助成金の交付制度
(2月末締切)
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財団法人、社団法人、NPO法人などの団体に対し、
日本音楽財団主催の演奏会を東京以外の地域で
積極的に開催するためのパートナー育成事業を中心に、
アウトリーチ・子供事業などへも支援。
▼詳細は日本音楽財団のHPをご覧ください▼
http://www.nmf.or.jp/
■□■ 助成情報【再掲載】 ■□■
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★日韓文化交流基金 人物交流助成
(1月27日締切)
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民間の日韓交流事業を支援するため、
非営利・非宗教・非政治の団体を対象に、
(1)青少年・草の根交流、(2)シンポジウム・国際会議、
(3)芸術交流の3分野で助成制度が実施されます。
▼詳細は日韓文化交流基金のHPをご覧ください▼
http://www.jkcf.or.jp/projects/josei/jinbutsukoryu/
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★明治安田クオリティオブライフ文化財団
伝統文化分野助成 (1月27日締切)
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古来各地に伝わる「民俗芸能」ならびに「民俗技術」の継承、
とくに後継者育成のための諸活動に努力をしている
個人または団体に助成されます。
▼詳細は明治安田クオリティオブライフ文化財団のHPをご覧ください▼
http://www.meijiyasuda-qol-bunka.or.jp/
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★笹川日仏財団 日仏の文化交流に関する助成金
(随時募集)
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日仏の交流を行い、相互理解を促進して
具体的な成果をあげると思われるプロジェクトに助成されます。
▼詳細は笹川日仏財団のHPをご覧ください▼
http://www.spf.org/ffjs/information/index.html
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【3】 ピックアップ
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★通称・劇場法
~中間まとめ(案)の修正案が公開されました~
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昨年12月19日(月)に、劇場・音楽堂等の制度的な在り方に関する
検討会(第10回)が開催され、
「劇場、音楽堂等の制度的な在り方に関する中間まとめ(案)」
に関する意見募集の結果をもとに、中間まとめ(案)が検討されました。
また、1月13日(金)には、同検討会の第11回が開催されます。
第10回の議事次第及び
「劇場、音楽堂等の制度的な在り方に関する中間まとめ(案)」の
修正案は文化庁のHPで公開されています。
▼詳細は以下をご覧ください▼
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/kondankaitou/engeki/10/
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/kondankaitou/engeki/11/
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★日本版アーツカウンシル
~新たな仕組みの在り方に関する意見のまとめ(案)が議題に~
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昨年12月14日(水)に、
「文化芸術への助成に係る新たな仕組みの
在り方に関するワーキンググループ」第3回が開催され、
意見のまとめ(案)について審議されました。
▼議事次第は文化庁のHPに掲載されています▼
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/seisaku/bunkageijutsu_wg_03/
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【4】 知っておくだけでお得 ♪ ~保険編~
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芸術の保険協会では、全国公文協の正会員施設に対して、
団体加入のメリットを生かした
確実かつ割安な各種の損害保険を提供する
保険代理店業務を行っています。
保険に関して、お問い合わせの多い内容について
シリーズでご紹介していきます。
<回答者:(株)芸術の保険協会 山田優氏>
■□■ 第4回 損害賠償の分かれ目は ■□■
■□■ 「震度5・震度6基準」? ■□■
Q 震度5の地震によって施設が破損し、
来場者がケガをしてしまいました。
この場合、施設が損害賠償を負担する必要があるでしょうか。
A これまで、震度5以下の地震で破損した場合は
損害賠償責任を免れず、
震度6以上の場合は、不可抗力に基づくものとして
損害賠償責任を免れると考えられてきました。
この「震度5・震度6基準」は、
「土地工作物責任」(民法第717条第1項)が問われた裁判における
過去の判例に基づいた考え方です。
これに基づいて考えると、
震度4や震度5で破損した場合は損害賠償責任を負いますが、
震度6や震度7であれば責任を免れる、ということになります。
しかし、昨今では震度6以上の地震が散発しており、
今後も「震度5・震度6基準」が当てはめられるかどうかは、
慎重に考えていく必要がありそうです。
※この回答がすべての事例に該当するわけではありません。
個々のケースについては、
保険会社や保険代理店にお問い合わせください。
▼お問い合わせは(株)芸術の保険協会まで▼
http://www.bunka.org/
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【5】 交流ひろば:「他館の更新計画を知りたい」
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昨年末、当情報フォーラムに
以下のようなお問い合わせをいただきました。
「施設の老朽化が進むなか、
維持管理や更新が重要な課題となっています。
他館の更新計画や維持管理計画の状況がわかる資料はありませんか?」
そこで、数多くの事例に詳しい専門家
(全国公文協のアドバイザー)をご紹介いたしました。
今後、施設の維持管理・更新に関することなども、
当情報フォーラムでお伝えしていきたいと思います。
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★★★ 編集後記 ★★★
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「全国公文協 情報フォーラム」第6号を
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後、「全国公文協 情報フォーラム」で取り上げて欲しい内容や
助成金・保険について知りたいことなどがありましたら、
ぜひ、お気軽にメールをいただければと思います。
皆様から寄せていただいたご質問・ご意見・ご感想などをもとに、
より良い内容にしていければと思います。
今後ともどうぞ、よろしくお願いいたします。
▼ご意見・ご感想、各種ご連絡・お問い合わせはこちらまで▼
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp
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◇◇ 社団法人 全国公立文化施設協会 ◇◇
〒104-0061 東京都中央区銀座2-10-18 東京都中小企業会館4階
[Tel] 03-5565-3030 [E-mail] bunka-XXX-@zenkoubun.jp
[Fax] 03-5565-3050 [Web] http://www.zenkoubun.jp/
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