よくある質問

公立の劇場・音楽堂等の「舞台運営」について

Q6. 舞台照明のLED化を考えているのですが、どのような点に注意すればいいでしょうか。

舞台照明のLED化の流れは進みつつありますが、いま現在は、ハロゲンとLEDでは色構成が全く異なり併用できない、調光速度も異なる等の問題があり、1.5kW以上の器具はまだ十分普及しているとはいえない状況にあります。

従来と異なりLEDでは調光器が不要となる点も、更新時に考慮すべき重要なポイントとなります。施設規模にもよりますが、従来の調光器盤は更新に6,000~7,000万円かかることがあります。現時点でその金額をかけて更新しても、10年後には完全にLED化されて、調光器が不要になる可能性も十分にあります。既存の照明における調光器の更新を考えておられる施設では、中継ぎとしての移動型調光器の使用の検討を行ったほうがいいでしょう。

LEDは寿命が長いために更新時期がわかりくいということも念頭においておく必要があります。例えば、天井反射板ライトをLEDにするときには、舞台を一定間隔のグリッドで区切って、ポイントごとに照度測定を実施し、「照度が80%を切ったら更新する」などの目安を決めておくと、更新がスムーズに行えます。

また、LEDはDMXコントローラーを導入しないと0~100%までのスムーズな調光ができない点も要注意ポイントになります。カーブ特性が悪く5%でパッと明るくなるような器具では、演出上、大きな制約が出てきます。価格的には高めでも、舞台では0~100%のスムーズな調光ができる器具でなければ使えないと考えたほうがよいでしょう。

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