よくある質問

公立の劇場・音楽堂等の「改修・設備更新」について

Q20. 予算制約の中で設備更新をしていかなければならないため、優先順位をつけたいのですが、どのように考えればいいでしょうか。

最優先すべきは、人身事故が起きないこと。舞台機構のワイヤーロープや迫りの不具合は大きな事故につながることが多くなっています。迫りに安全装置がついているか、落下防止ネットがついているか、奈落の乗込み口に手すりがついているか、それらがきちんと動くかどうかの点検等、舞台機構の改修は最優先に行うべきです。
 次に優先するのは、公演中止に至るような事故を防ぐことです。例えば、舞台照明の制御盤の部品一つひとつには耐用年数があります。小さな装置でも、部品が1個壊れただけで舞台照明がつかなくなったり、舞台照明の制御盤は経年劣化によって突然ブレーカーが落ちることがあります。過去の事故履歴を調べ、経年数から安全性を考えたり、操作性能や今日的な演出の可能性も視野に入れて、メンテナンス事業者と情報交換をしながら更新・改修を進めることが求められます。計画立案にあたっては、過去の改修履歴を、金額面も含めて、整理した表をつくるとわかりやすくなるので、まずこれを行いましょう。

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