よくある質問

公立の劇場・音楽堂等の「改修・設備更新」について

Q18. ホールを運営しながら改修工事をやることは可能でしょうか。

工事に伴う振動・騒音は避けられません。このことを踏まえ、公演と工事の時間帯を昼夜で分けて実施した事例もありますが、その場合でも工事道具や足場建設部品等が客席等に落ちる危険があるため、非常に細かな施工管理が必要とされ、工事の長期化、工事費のアップが避けられません。このため、改修期間中は休館するのが一般的となっています。
 稼働率が高く代替施設が少ない等の事情で、ホールを休館せずに改修工事をする場合は、危険度や社会的要求、法などを勘案しながら改修の優先順位を決めて、一部ずつないしはエリアごとに進めていくことが現実的です。市民は安全のため天井の老朽化対策を望み、公演者は照明機材や舞台機構の更新を希望し、行政は法を順守した改修を進めたいと考えます。この中で何を重要と考え、どの順序で取り組むかは、これまでの改修履歴を十分検討したうえでホール側の意見を尊重し、最終的には設置者側が判断することになります。稼働率が高いホールの中には、長期の休館を避けて年間3カ月ずつ休館し、3~4年計画で分散させながら改修を行ったところもあります。
 休館にあたっては、利用者にどう改修してほしいか要望を聞くプロセスを設けると、市民の理解・協力を得やすくなります。こうしたアカウンタビリティの確保が改修継続の円滑化のひとつのポイントとなっていきます。

よくある質問一覧へ戻る 

ページの先頭へ