よくある質問

公立の劇場・音楽堂等の「事業運営」について

Q2. 買取型自主公演と制作型自主公演の違いについて教えてください。

地方によっては質の高い舞台芸術に触れる機会が少なく、地方の劇場・音楽堂等にはコンサートや演劇などを招聘する役割が求められてきました。そのような需要に対して、オーケストラや劇団など芸術団体、音楽事務所など民間プロモーターと劇場・音楽堂等の間で公演を売買することも珍しくありません。

そうした公演を買い受け、自館の自主事業として実施する公演を「買取型自主公演」あるいは「買い公演」といいます。この買取型自主公演の中には、出演料や交通費、当日の舞台まわりの運営に関する費用など全て込みのパッケージ料金で売買される公演があります。これを「パッケージ公演」といいます。

一方、施設側が自館の施設特性や事業方針に合わせて企画を立て、出演者を集めて直接制作するのが「制作型自主公演」です。

この制作型自主公演には、単発的にプロのアーティストや楽団・劇団と交渉してつくりあげていく公演に加えて、例えば専属・提携の形で芸術創造集団を抱え、定期公演化していくケースなどもあります。あるいは、複数館でネットワークを組み、新たな舞台作品づくりに挑んだり、鑑賞機会の提供というよりも地域における文化芸術の普及・創造・育成を目的にした市民オペラや市民ミュージカルなど、地域の人々が参加する制作型自主公演などもあります。

ただし、制作型自主公演には課題もあります。その克服のためには、自主事業担当者が着実に知識・ノウハウを向上させていくことが何より重要になってきます。

買取型自主公演と制作型自主公演の特徴

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