よくある質問

公立の劇場・音楽堂等とは

Q14. 地域における公立文化施設の役割とは何でしょうか。

公立文化施設は、優れた音楽、演劇、舞踊など文化芸術の鑑賞機会を提供し、市民の文化享受の機会の拡大をはかるとともに、地域の文化芸術団体の活動を支えるために必要不可欠な文化インフラです。同時に、まちづくりや地域活性化の核として、地域の発展や豊かな暮らしづくりに貢献する施設です。

 これら機能・役割を整理すれば、個々の施設の力点の置き方によって濃淡はあるものの、以下のようになります。

「公立の劇場・ホールの社会的役割」

 加えて、近年、公立文化施設には地域づくり拠点として幅広い視野からの地域貢献活動が強く求められるようになっています。

 2012年6月に制定された「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」(劇場法)の3条第8では「地域社会の絆の維持及び強化を図るとともに、共生社会の実現に資するための事業」の展開を求めています。また、2001年12月の文化芸術振興基本法施行を受け、国は概ね5年ごとに「文化芸術の振興に関する基本方針」を出していますが、2015年5月に閣議決定された第4次基本方針では、「文化芸術資源で未来をつくる」という副題のもと、前文で「教育、福祉、まちづくり、観光・産業等幅広い分野との関連性を意識しながら、それら周辺領域への波及効果を視野にいれた文化芸術振興施策の展開がより一層求められる」「文化芸術が生み出す社会への波及効果を活かして、諸課題を乗り越え、成熟社会に適合した新しい社会モデルの構築につなげていく」と謳っています。

 このように、公立文化施設は市民に感動と希望をもたらし、創造性を育むための場であるだけでなく、地域コミュニティの創造や再生、地域発展を支える場であり、運営担当者は、そのことを強く認識する必要があります。公立文化施設は「共生社会の実現」「地域社会の絆の強化」「社会参加の機会の拡充」を活動・事業の大きなテーマに据えて、地域課題に向き合い、教育、地域社会、福祉、経済など様々な分野と連携して活力ある地域社会の実現に寄与していかなければなりません。

よくある質問一覧へ戻る 

ページの先頭へ