よくある質問

公立の劇場・音楽堂等とは

Q9. 「2016年にホール・劇場が大きく不足する」という2016年問題について教えて下さい。

いわゆる「2016年問題」とは、2016年1月(14日間)に東京国際フォーラムのフォーラムA、2016年2月〜5月にさいたまスーパーアリーナ、1月〜6月に横浜アリーナと、首都圏を代表するライブ・エンタテインメント用の会場が相次いで改修工事に入ることから、「2016年以降、東京オリンピックに向けて、首都圏の会場が足りなくなるのではないか」という危機感が広まったものです。この背景には、今世紀に入ってから音楽コンサート市場が右肩上がりに伸びている一方で、2010年に東京厚生年金会館、2013年に横浜BLITZ、2014年にSHIBUYA-AX、2015年に青山劇場とゆうぽうとホールが閉館し、首都圏の貸館市場の需給が逼迫してきたことがあります。
 「2016年問題」のきっかけとなった3施設については2016年上半期に改修工事が終了する予定ですが、1970年代から80年代にかけて開館した多くの施設が老朽化に伴う大規模改修や建て替え、あるいは閉館となる時期に当たること等から、需給の逼迫については、今後とも予断を許さない状況が続くと考えられます(例えば、2017年には、サントリーホールと神奈川県民ホールが大規模改修の予定となっています)。
 日本全国の劇場やホールは大規模改修・建て替えの時代に入っており、今後は、類似の問題が、多くの地域で発生していくリスクが高まっています。こうした中でどのように公演の場を確保していくべきか。近隣の施設との連携や、あるいは、他の目的の施設(スポーツ施設や集会施設等)での代替は可能か。首都圏だけの問題としてではなく、自らの地域の問題としても考えていくことが求められています。

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