メールマガジン「全国公文協 情報フォーラム」

バックナンバー 2015/04/15 第44号

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
全国公文協 情報フォーラム 2015/04/15 第44号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

いよいよ平成27年度が始まりました。
皆さまも慌ただしい日々をお過ごしのことと思います。

さて、当協会は公益社団法人に移行して3年目を迎えました。
全国の劇場、音楽堂等の活性化に向け、一層の取組みを進めてまいります。
皆さまのご協力とご支援を、どうぞよろしくお願いします。

---------目次----------------------------------------------------------
【1】全国公文協からのお知らせ:
   今年度の主な全国公文協の事業/
     「文化芸術の振興に関する基本的な方針(第4次基本方針)」へ意見提出/
   文化芸術による復興推進コンソーシアム
【2】ピックアップ:
   文化審議会 総会、文化政策部会/8の字巻きコンテスト参加者募集/
   ニッセイ・バックステージ賞候補者募集
【3】コラム: 知っておくだけでお得♪
   ~「平成25年度 劇場、音楽堂等の調査研究」より~
-----------------------------------------------------------------------


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【1】 全国公文協からのお知らせ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

================================
★今年度の主な全国公文協の事業
================================

◎文化庁委託事業
  当協会では、昨年度に引き続き、本年度も文化庁の
 「平成27年度 劇場、音楽堂等基盤整備事業(情報提供及び研修)」を
 受託しました。

  今年度は、これまでの相談や情報提供、
  アートマネジメント研修会や技術研修会などの研修事業に加え、
  改修に関する認識を深めて頂くための相談会や、
 海外交流研修などの新規事業、
  地域での研修等について指導・助言行える
 コーディネーターを育てる事業等を行っていく予定です。

 各事業の詳細等は、順次、当メールマガジンや
 当協会のウェブサイト等でお知らせします。

 ○主な新規事業
  1.劇場・音楽堂等施設安全管理・改修相談会の開催
  2.劇場・音楽堂等人材育成事業企画担当者情報交換会の開催
  3.スタッフ交流研修事業 海外交流研修の新設

なお、毎年発行するハンドブックは、下記を作成予定です。
 1.社会包摂事例ハンドブック(仮称)
 2.ファンドレイジング ハンドブック(仮称)

◎当協会独自事業
 今年度も以下の事業を行いますので、ご協力をよろしくお願いします。
 1.調査研究事業(研究大会、専門委員会活動)
 2.公文協ネットワーク事業(統一企画:松竹大歌舞伎)
 3.保険事業
 4.公立文化施設名簿作成
 5.公演企画Navi   ほか 

(※平成28年度全国公文協歌舞伎について)
  募集開始は例年4月上旬の予定となっていますが、
  今年度は、4月中・下旬には、詳細をお知らせできる予定です。
  締切は昨年度同様、4月末の可能性が高く、
  お申込みいただく時間が大変短くなる予定です。
  今後、再度メルマガ等でお知らせしますので、ご留意ください。


================================================================
★文化庁「文化芸術の振興に関する基本的な方針(第4次基本方針)」
 ~全国公文協が意見の提出を行いました~
================================================================

昨年から国の文化審議会において検討されてきた
「第4次基本方針」の答申案に対する意見募集が
3月23日から4月3日まで行われました。

募集は大変短い期間でしたが、各施設からの意見等も踏まえ、
当協会としての意見を提出しました。
詳細は、以下をご覧ください。

【全国公文協意見】 http://www.zenkoubun.jp/b4_ib_k.pdf
【答申案】 http://www.zenkoubun.jp/b4ka.pdf


=====================================================
★文化芸術による復興推進コンソーシアムからのお知らせ
=====================================================

○平成27年度「文化の力による心の復興事業」に必要な
 連携協力体制の構築業務の受託について

標記業務(文化芸術による復興推進コンソーシアム)については、
企画提案書の審査の結果、平成27年度についても引き続き、
全国公文協が受託することに決定しました。

震災から5年目を迎える今年度は、これまで行ってきた支援を
継続的に推進するために、現在のニーズを把握し、
即効性のある具体的な取組を構築していく予定です。

また、そうした観点に立ち、これまでの当コンソーシアムの
活動を分析・検証し、文化芸術による復興推進体制や、
中長期的な復興推進のあり方を検討し、文化の力による
心の復興に寄与することをめざしていきます。

-----------------------------------------------------------------
【お問い合せ】 文化芸術による復興推進コンソーシアム事務局
        TEL: 03-6278-7820 E-mail: info@bgfsc.jp
【コンソーシアムHP】 http://bgfsc.jp/
【ご賛同者登録のご案内】 http://bgfsc.jp/approval-form/apply
【Facebook】 https://www.facebook.com/bgfscaccr
-----------------------------------------------------------------


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【2】 ピックアップ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

================================================
★文化審議会 総会、文化政策部会の開催について
================================================

3月30日、文化審議会総会(第15期第1回)が開催されました。

また、4月16日には、第2回総会及び
文化政策部会(第13期第1回)が合同開催され、
第4次基本方針の答申や、
今後の審議の方向性について討議される予定です。

議事次第及び当日の配布資料は、後日、文化庁HPで公開されます。

▼ 詳細は文化庁のHPをご覧ください ▼
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/65/annai.html


===========================================
★8の字巻きコンテスト参加者募集のお知らせ
===========================================

日本音響家協会は、音響家の技能を競う
第2回全国マイクケーブル8の字巻きコンテストを実施します。
そこで、7月の全国大会に向け、各地区の予選会への参加者を募集します。

西日本地区、北陸地区:5月12日(火) 参加登録締切5月9日(土)
東日本地区:7月9日(木) 参加登録締切7月6日(月)

▼ 詳細は日本音響家協会のHPをご覧ください ▼ 
http://www.seas.or.jp/hachinojimaki/hach.html


========================================================
★ニッセイ・バックステージ賞 ~候補者募集のお知らせ~
========================================================

ニッセイ文化振興財団は、舞台芸術を裏から支え、
優れた業績を挙げている舞台技術者を顕彰する
「ニッセイ・バックステージ賞」を運営しており、
現在、表彰候補者を公募しています(4月30日締切)。

▼ お問い合わせはニッセイ文化財団まで ▼
URL:http://www.nissaytheatre.or.jp/
TEL:(03)3503-3115 FAX:(03)3581-3493
担当:竹下、藤森


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 【3】 知っておくだけでお得 ♪
     ~「平成25年度 劇場、音楽堂等の調査研究」より~
      (第4回)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

全国公立文化施設協議会が継続的に行っている
劇場・音楽堂等の実情についての調査結果から、
今回は、施設の収入と支出の状況についてご紹介します。

■□■ 第4回 施設の収入と支出
        ~直営館と指定管理施設では、どう違うか~ ■□■

固定席100席以上の公立文化施設のうち、
直営館の年間総収入平均は、100,628千円となっており、
うち入場料等の事業収入が占める比率は7.5%、
貸館収入が占める割合は13.2%です。
また、支出については、事業部門費が23.6%を占めています。

一方、指定管理施設では、年間総収入平均が197,211千円、
入場料等の事業収入が占める比率は9.0%、
利用料収入が占める割合は15.9%となっています。
支出において事業関連費が占める割合は19.5%となっています。

指定管理施設の方が、平均すると2倍程度の収入・支出となっていること、
また、収入におけるチケット代や利用料収入の割合が高いことがわかります。

一方、固定席100席以上の民間施設では、
年間総収入平均は、257,857千円、
入場料等の事業収入が占める比率は24.6%、
貸館収入が占める割合は21.5%です。

支出については事業部門費が66.4%を占めており、
公立文化施設に比べ、収入支出の規模が極めて大きく、
また、事業中心となっているという傾向が明確に表れています。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★★★ 編集後記 ★★★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「全国公文協 情報フォーラム」平成27年度第1号(通巻第44号)を
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後、「全国公文協 情報フォーラム」で取り上げてほしい内容や、
本フォーラムで告知したいこと、他館に質問したいこと、
共有したい情報などがありましたら、ぜひ情報をお寄せください。
この場が皆様の情報交換の場として活用されることを期待しています。

▼ご意見・ご感想、各種ご連絡・お問い合わせはこちらまで▼
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp

--------------------------------------------------------
◇◇ 公益社団法人 全国公立文化施設協会 ◇◇

〒104-0061
東京都中央区銀座2-10-18 東京都中小企業会館4階
TEL: 03-5565-3030
FAX: 03-5565-3050
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp
URL: http://www.zenkoubun.jp/

バックナンバー一覧へ戻る 

ページの先頭へ