メールマガジン「全国公文協 情報フォーラム」

バックナンバー 2014/08/15 第36号

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全国公文協 情報フォーラム 2014/08/15 第36号
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「全国公文協 情報フォーラム」第36号をお届けします。

皆様の情報収集の一助として頂ければ幸いです。


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【1】全国公文協からのお知らせ:
    「全国公立文化施設名簿」入力締切/「公演企画Navi」が9月にオープン/
   公立文化施設の大規模改修 要望書を提出/今年度の文化庁委託事業/
   文化芸術による復興推進コンソーシアム
【2】ピックアップ:文化審議会の動向
【3】新会員のご紹介:東海道かわさき宿交流館(神奈川県)/
                     松任文化会館(石川県)
【4】劇場・音楽堂等に関する基礎知識 第3回
    「劇場・音楽堂等の危機管理体制づくり」
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【1】 全国公文協からのお知らせ
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★「全国公立文化施設名簿」
  ~情報更新・入力の締切日のご案内~
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先日、各施設宛に郵送にてご案内させていただきました
平成26年度「全国公立文化施設名簿」情報の更新について、
多くのご協力をいただき、誠にありがとうございます。

情報の更新と入力の締切日は、8月20日(水)です。

まだ入力をされていない施設につきましては、上記の締切日まで
以下のページにて入力を受け付けておりますので、
ご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

▼ 「全国公立文化施設名簿」情報入力フォーム ▼
https://www.re-service.jp/zenkoubun/meibo/


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★「公演企画Navi」が9月にオープン
  ~ほしい公演企画を探しやすく~
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全国公文協では、平成25年度まで印刷物として発行してまいりました
「公演事業資料」をネットで閲覧できる「公演企画Navi」を
この9月から開設・運営することといたしました。

多彩なジャンルの舞台芸術の公演企画の最新情報を
チラシ画像や、公演の様子の動画等を含めて掲載。
次年度の自主公演事業の企画選定に、ぜひお役立てください。

また、各劇場・ホールの自主事業等で制作した公演を全国に展開する場合も、
同様の方式でご掲載申込みができますので、ご活用ください。

▼ 詳細は全国公文協のHPよりご参照ください ▼
http://www.zenkoubun.jp/index.html


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★公立文化施設の大規模改修について
  ~国に対して、実効性のある財源措置を要望~
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1980~90年代に建設された多くの公立文化施設は、
現在、経年劣化が進み、大規模な改修を必要としています。
しかし、自治体の多くが財政的にひっ迫しており、
老朽化や耐震化の対策をとれずにいる施設も多数存在します。

このような状況を受け、当協会として国に対して、施設設備の
改修や環境整備を行うための特定補助金や地方債の創設など、
実効性のある財源措置の検討を求める要望書を提出しました。

▼ 要望書は全国公文協のHPに掲載されています ▼
http://www.zenkoubun.jp/kai_y_h260815.pdf


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★今年度の文化庁委託事業
 ~研修事業・講座のご案内~
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◎「スタッフ交流研修事業」の参加施設募集のお知らせ
 (締切:9月30日)
 
当協会では、地域の劇場・音楽堂等の中堅職員(3年以上の実務経験)の
資質向上のため、他の劇場や音楽堂等で実務研修を行ったり、
受け入れる施設を募集します。
また、大学からのインターンシップを受け入れる施設も募集します。
奮って、ご応募ください。

なお、申請を希望される場合は、申請用紙を事務局までご請求ください。

1. 事業の内容
 (1)実務研修派遣または受入れ
 (2)大学からのインターンシップ受け入れ 

2. 事業実施期間
  平成26年10月1日~平成27年1月31日

3. 研修日数
  7日以上14日程度まで。
  (採用件数等により、調整させていただく場合があります。)

4. 募集期間
  平成26年9月1日~9月30日

5. 募集施設数
  若干数

詳しくは、下記URLで実施要領をご覧ください。
http://www.zenkoubun.jp/h26staffkou_y.pdf


◎「劇場音楽堂等人材養成講座」

昨年2月下旬に人材養成講座(基礎篇)を試行的に実施しましたが、
今年度はテキストのバージョンアップを図るとともに、
3か所で講座を実施し、今後さまざまなレベルで活用するための
モデルプログラムを開発します。

実施場所・日程は以下のとおりです。
なお、募集要項等の詳細については改めてご案内します。

11月17日・18日 静岡県コンベンションアーツセンター(ブロックレベル) 
12月8日・9日  新潟県民会館(県レベル)
1月14日・15日  国立劇場(全国レベル)


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★文化芸術による復興推進コンソーシアム ご賛同登録のお願い
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東日本大震災から3年が経過し、壊滅的な被害を受けた被災地では
多くの困難を抱えながら、今なお復興の途上にあり、
文化芸術による復興推進はこれからが重要です。

文化芸術による復興推進コンソーシアムは、
これまでの被災地のニーズの把握や
関係団体の支援をつなぐ取組みに加え、
東北の活動拠点を強化し、より具体的で持続可能なアクションに
重点を置いた取組みを展開しております。

また、文化施設の連携協力による取組みについても
皆様のご協力を得て積極的に進めていく必要があります。

各施設におかれまして、東日本大震災の
復興支援に関する事業や取組みがございましたら、
ぜひコンソーシアム事務局まで情報をお寄せ下さい。

当コンソーシアムでは、賛同団体・賛同者の
登録を受け付けておりますので、
会員館の皆様におかれましても
ぜひ、ご登録をお願い致します。

文化芸術による復興推進コンソーシアムでは、
webサイトやFacebook、メールマガジンにおいて、
文化芸術を通した復興活動に関連する情報をご紹介しています。

文化芸術による震災復興活動の関心を高め、
文化芸術の果たす役割の重要性・有効性を
広く発信していくためにも、
Facebookなどでの情報へ「いいね!」や、
シェア等の協力をお願いいたします。
詳しくは以下をご参照下さい。

これからも引き続き、当コンソーシアムの活動に
ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

文化芸術による復興推進コンソーシアム
事務局長 松本 辰明
東京事務所長 桜井 俊幸

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【コンソーシアムHP】  http://bgfsc.jp/
【ご賛同者登録のご案内】 http://bgfsc.jp/approval-form/apply
【Facebook】 https://www.facebook.com/bgfscaccr
【お問い合せ】 文化芸術による復興推進コンソーシアム事務局
        TEL:03-6278-7820  E-mail:info@bgfsc.jp
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【2】 ピックアップ
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★文化審議会の動向
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7月24日に文化審議会総会が開催され、
文化政策部会から審議経過が報告されました。
また、8月6日の文化政策部会(第5回)では、
文化芸術関係団体からのヒアリングが議題となりました。

なお、5月に開催された文化政策部会(第2回)の

配布資料および議事次第が公開されました。
各委員から提出された文化政策への意見が掲載されています。

▼詳細は文化庁のHPをご参照ください▼
http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/seisaku/12_02/pdf/shiryo_1.pdf


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【3】 新会員のご紹介
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当協会に新規に加入された会員および賛助会員を順次、ご紹介していきます。

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★東海道かわさき宿交流館 (神奈川県川崎市)
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[概要]
「東海道川崎宿」の歴史・文化を検証し、
後世に伝える施設がほしいという市民の要望を受け、
川崎駅近くの東海道に面した立地に2013年10月にオープン。
川崎宿の江戸当時の様子がわかる常設展示室のほか、
企画展示室や休憩・交流スペース、
舞台スペースのある会議室を備える。
事業費の多くが市民からの寄付でまかなわれているのがユニークだ。

[施設からのひとこと]
安藤広重の「東海道53次」の浮世絵展などの企画展示や
講談・落語・小唄・浪曲・物売りの声等、
江戸の芸能文化を伝える公演を定期的に開催するなど、
積極的に情報発信をしています。
入場者は年間2~3万人と予想していましたが、
開館10ヵ月で5万人を達成。
今後も市民・利用者のご要望に
十分に応えられるよう、事業展開していきます。

[webサイト]
http://kawasakishuku.jp/index.html


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★松任文化会館 (石川県白山市)
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[概要]
1974年にJR松任駅前にオープンした、大ホール(1200席)や
会議室を備える複合文化施設。
近隣の美術館、博物館、俳句館などと、
市の「文化ゾーン」を形成している。
今年4月に初めて指定管理者制度が導入された。

[施設からのひとこと]
サービスや利便性を向上し、会館を活性化していこうと、
今年度からホワイエにカフェのように利用できる
憩いの場を設け、無料Wi-Fiも利用可能に。
特別な用事がなくても、気軽に入っていただける
施設になることを目指しています。
自主事業も、ファミリー向けミュージカルの上演などを予定。
子どもから大人まで、幅広い層の方に
来館いただきたいと思っています。

[webサイト]
http://www.city.hakusan.lg.jp/kyouiku/matutoo_bunkakaikan/matto-bunka/matto-
bunka_top.html
http://hakusan-bunka.jp/mattou/index.html


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【4】 劇場・音楽堂等に関する基礎知識
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当協会HPのFAQから、劇場・音楽堂等に関する質問と回答を
抜粋してご紹介するシリーズ第3回。
管理運営に関するFAQから、危機管理に関する内容をお届けします。

■□■ 第3回 劇場・音楽堂等の危機管理体制づくり ■□■

Q:劇場・音楽堂等にとってのリスクには、どんなものがありますか?

A:劇場・音楽堂等の管理運営では、常に不測の事態が想定されます。
危機的状況を招く要因には、自然災害や火災のほか、
「友の会」会員の個人情報の漏えいなどのリスクもあります。
もし危機的状況が発生したとしても、被害を最小限に抑えられるよう、
日頃からスタッフの危機管理意識を醸成するとともに、
BCP(事業継続計画)を意識した危機管理体制を
構築しておく必要があります。

Q:危機管理体制づくりのポイントは?

A:館内事故や天災などに備えて、個々の職員の役割を明確にした
対応組織をつくり、定期的に各種訓練を行うなど、
防災体制を構築することに加え、緊急時対応マニュアルを整備し、
危機管理体制を確立します。

そして、それらの緊急時の対応手順や非常用経路、緊急連絡先などを
職員に周知徹底するとともに、職員全員で定期的にマニュアルを再点検し、
修正を重ねて、施設の実態にあった実践的なものにしていきます。

それらを通して、職員に危機管理に対する意識付けをしていくことが
最も大切です。

Q:「避難訓練コンサート」とはどういうものですか?

A:実際に演奏会などを催し、集まった聴衆に対して地震や津波など
想定した状況等を説明して、避難訓練を行う観客参加型の実践的訓練です。
これにより、避難誘導の方法や舞台技術者や表方スタッフ、
施設職員等の緊急時対応の改善点を把握することができます。

▼より詳しい質問・回答は、下記ページのFAQにてご覧いただけます▼
http://www.zenkoubun.jp/faq/faq02.html


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★★★ 編集後記 ★★★
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「全国公文協 情報フォーラム」平成26年度第5号(通巻第36号)を
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今後、「全国公文協 情報フォーラム」で取り上げて欲しい
内容がございましたら、ぜひお聞かせください。
皆様からお寄せいただいたご質問・ご意見・ご感想などをもとに、
より良い内容にしていければと思います。

▼ご意見・ご感想、各種ご連絡・お問い合わせはこちらまで▼
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp

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◇◇ 公益社団法人 全国公立文化施設協会 ◇◇

〒104-0061
東京都中央区銀座2-10-18 東京都中小企業会館4階
TEL: 03-5565-3030
FAX: 03-5565-3050
E-mail: bunka-XXX-@zenkoubun.jp
URL: http://www.zenkoubun.jp/

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